都内における大気浮遊塵中の核反応生成物の測定結果について

平成23年3月27日

 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター駒沢支所では、今般の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、自然界に通常存在しない放射性物質の測定を行っています。以下に、その測定結果を速報でお知らせします。

 測定方法としては、大気浮遊塵に含まれる放射性物質を捕集して行うことから、測定結果の数値については、それらの放射性物質が放射線を出す能力(単位はベクレル:Bq)を表しています。

 例えば、10Bq/m3の場合、1m3の空間の中に、1秒間に10個の放射線を出す能力のある放射性物質が存在していることを意味します。

 なお、当面は水道水及び都内産農産物(検体)の放射能の測定を優先して実施するため、大気浮遊塵中の核反応生成物については、8時間ごとの測定といたします。また、発生源との関係において、濃度の上昇が認められた時には、お知らせいたします。

 


(大気浮遊塵中の核反応生成物のホームページでの公表について)
産業労働局総務部広報担当
              電話:03−5320−4862(直通)
(大気浮遊塵中の核反応生成物の測定について)
地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センター
経営企画部 経営情報室 広報係
              電話:03−3909−2364(直通)