2011年 3月 27日
センバツ 関西VS東海大相模
熱戦が続く春のセンバツ高校野球は大会5日目の27日、岡山の関西が神奈川の東海大相模と対戦しました。2年連続11回目のセンバツ出場となる関西。初戦の相手は去年夏の甲子園準優勝の東海大相模です。初回、関西は先頭の小倉がセンター前ヒットで出塁。連続四球で1アウト満塁とチャンスを広げます。しかし5番福井、6番関が相次いで凡退し、先制を逃します。その裏、関西は先発の堅田が立ち上がりを攻められ、1アウト2塁3塁のピンチを迎えます。ここで東海大相模の4番佐藤にタイムリーヒットを打たれ、2点を先制されます。その後も投手陣が打ち込まれ、守りのリズムを失った関西は、東海大相模に大量リードを奪われます。そして迎えた最終回、関西は堅田のタイムリーヒットで1点を返しますが、反撃もここまで。結局1対9の大差で敗れ、初戦で姿を消しました。

香川県が被災地へ職員を派遣
東日本大震災の被災地支援のため香川県の職員が現地へ派遣されることになり、27日出発しました。派遣されるのは危機管理課や障害福祉課などの職員4人です。香川県庁では27日出発式が行われ、浜田知事が職員を激励しました。4人は約1週間の日程で茨城県と福島県の災害対策本部や避難所を訪問し、被災者が何を必要としているかなど、支援に関する調査を行います。4人は徳島港からフェリーで東京港に向かい、その後、車で現地に入ることにしています。

岡山西バイパス全面開通
国道2号線と国道180号線を結ぶ岡山市の岡山西バイパスが27日午後、全線開通しました。開通したのは岡山市北区楢津から野殿西町までの1.9キロの区間で、午後3時から一般車両が通行できるようになりました。去年3月までにすでに開通している区間と合わせると全長は5.6キロで、これで岡山西バイパスは全線開通したことになります。岡山西バイパスは1979年から国土交通省が整備を進めてきたもので最終的には全線を高架にすることが計画されてますが、今回は側道のみの開通となりました。バイパスは更に南北に延長される計画で、岡山市中心部の渋滞緩和が期待されています。

ASPO閉鎖で説明会
岡山市が今年6月末で閉鎖の方針を示しているアクションスポーツパーク岡山、ASPOの利用者を対象にした説明会が開かれました。岡山市がASPOの利用者を対象に説明会を開くのはこれが初めてで、約60人が参加しました。ASPOはインラインスケートなどが楽しめるスポーツ施設として2001年に整備されましたが、赤字が続いていることを理由に今年6月末での閉鎖の方針が示されています。説明会では市の担当者が「当初年間50万人と見込んでいた利用者が2万人程しかおらず大幅な収支不足である」、「公共空間なので1人でも多くの市民に有益なものにしたい」と閉鎖に対する理解を求めました。これに対し利用者からは「規模を縮小しても存続できないか」、「他に土地を確保し施設を移転できないか」などの意見が出され、市は今後も説明会を開き検討していきたいと答えました。ASPOを巡っては利用者らがこれまでに存続を求める約5万人分の署名を市に提出しています。