ジミー鈴木の復活Blog

4〜5日前だったか勤務先のブレークルームで日本人のスーパーバイザーが
「インターナショナルスクールに行っている息子が募金を始めたのよ。協力してくれる？」
と言ってきた。もちろん真っ先に協力。
募金した人間には「PRAY FOR JAPAN」というゴムのブレスレット？が配られた。
インターナショナルチームのみんなは片っ端から協力。
やはり心温まる職場だ。みんな日本の復興、被災地、そして被災者の方々の復興を
心から祈っている。

ということで、5時間ほど前に成田に到着。
飛行機が着きドアが開くと機内アナウンスで名前を呼ばれる。
「飛行機を降りましたら地上職員までお声をおかけ下さい」とのこと。
先輩のエージェントがメールしてくれ、成田チームは私を待っていてくれた。

最初に会った地上職員は「荷物をお取りになる際にバゲッジサービスの職員に
声をかけて下さいとのメッセージです」とのこと。

荷物をお取りになる際、バゲッジサービスのスーパーバイザーに声をかけると
エージェントをヘルプのためにつけてくれた。

女性に力仕事をさせるのは嫌なので案内だけお願いしますとお願い。
そして六階にある事務所に先導していただいた。

空港内は節電でやたら暗い。

「本当に暗いんですね」と言うと
「従業員用のトイレなんか真っ暗です」と言われた。

事務所のコンファレンスルームには各国から届いた物資の置き場が設けられていた。
ここで部長が参上。丁寧に応対してくれた。

「ご苦労様です。今日はバンコクからも救援物資が届いたんですよ」と部長。
物資の置き場にはたくさんのダンボール箱。

まとまった物資を持って行ってくれるNPOがあるのでその人たちにお願いするとのこと。

記念撮影もしたが、このブログでは私の勤務する会社を公表しないスタンスなので
残念ながらその写真はアップできない。

さて成田から東京。




成田エクスプレスは運休。これはショックだったがスカイライナーは運行中。
前出のA君に電話。
「で、最近はどうしてるの？」というと「引きこもりですよ。
食事にしても家から200メートルぐらいの中で生活してますよ」とのこと。

「いまから高田馬場に行こうか？」というと「食事でもしましょう」との返答。
彼の住む高田馬場に到着。「何が食べたいですか？」といわれ
「贅沢は自粛。ファミレスみたいなところで」と言うと
激安のイタリアンに連れていってくれた。
サイデリアとか言ったかな。そこでエスカルゴとドリアを食べた。






「いつもあそこの西友で食べ物を買ってるんですが、ほら、真っ暗でしょ」
「ほら松屋もやってるのに、看板の電気を消してる」

なるほど真っ暗だ。




食事を終えてしばらく色んな話をして、それから友人と別れ、山手線、埼京線と乗り継ぎ
赤羽。赤羽も真っ暗。KFCも真っ暗で、カーネル・サンダースが暗闇にいる状態。

そういえばA君の話だと暗い東京を見て関西からきた友人がかなり驚いていたとのこと。




そしていま赤羽のネット喫茶。

さて実家に戻る。

今回の土産は電動歯ブラシ。

前々回来た際に右半身不自由な右利きの父がつらそうに左手を使って
歯を磨いていたのを見て思いついた。

高いものではないので父の分とそして母の分も購入。
電動歯ブラシは最高だ。私もこれにはまっていて、
テキサスの家に一本。単身赴任先用に一本。
そして旅用に一本の合計三本を持っている。

そしてチョコレート好きの母にアメリカ製チョコレートが大きなビニール袋
に何種類も入ったものを二袋。

ささやかな親孝行。たった一泊の日本滞在だが、これを頻繁にやりたい。

節電で真っ暗な東京にいるとなんだが「負のエネルギー」をもらっている気がするが、
その中に暮らす両親に元気な姿をみせて、私のポジティブなエネルギーを
少しでも分けてあげられればなどと考えている。