6億円寄付の裏で「コストもかかり命懸けで届けている」と嘯いて震災被災者にガスボンベを高額で売るAKB48事務所
Twitter(@melion1971)で、AKB48のメンバーの所属する芸能事務所office48について「6億円の義援金の裏でこんなことが…」と言う情報が寄せられた。
事は、office48の代表を務める芝幸太郎氏が、17日のTwitter(@kotaroshiba)で
「明日夕方に国分町稲荷小路ジンギスカンにカセットコンロ用ガスボンベが大量に届きます。陸路と航路でコストもかかり、友人が命懸けで届けてくれます。1本500円での販売です。今後ガスの復旧にかなり時間がかかると思われます。お一人様何本とは決めていませんが常識の範囲内でお願いします」
と呟いたことに始まる。
これに対して、「POP UP」(http://popup777.net/archives/17823/)というサイトで
≪「AKB48のメンバーが所属する芸能事務所の代表が被災地にカセットコンロ用ガスボンベを1本500円という高値で販売するという震災に便乗した悪質な行為をしていたと非難の声があがっている。
非難の声にさらされているのは、AKB48の結成当初に運営会社となっていたoffice48。現在も秋元才加、宮澤佐江などAKBメンバーが所属する芸能事務所である。その代表を勤める芝幸太郎氏が転売の片棒を担いでいたというのだ。
告知が行われたのは3月17日のこと。芝氏のTwitterでこんな告知が出された
(中略)
安いものでは1本100円を切るものもあるガスボンベを、友人が輸送コストがかかるためと大幅に値上げし1本500円で売ると告知を出したのだ。
これにはネット上でも「クズ」「いかない方がマシ」「寄付しろよゴミ」「転売厨かよ」など非難の声が上がってしまった。
確かに17日ならば命懸けというのも納得出来る。そして、このガスボンベを集めた人は安値で売っているような店と付き合いがなく、本当に震災にあった人にガスボンベを届けるために少々値が張ってもかき集めてくれたのかもしれない。しかし、震災にあった人たちに無償で援助や寄付をしている人が大勢いる現状では、この行為に疑問を抱くのは分からなくもない。
物を売るなとは言わないが、被害にあった人に輸送費がかかったからといって通常より高い値段で売ることが本当に正義なのだろうか。皆さんはどう思われるだろうか≫
芝幸太郎氏のTwitterに対して
「支援かどうかはそれぞれの判断だと思いますが、移動費と色々なリスクを負って被災地に向っている人の気持ちと、それを必要とする人達に物資が届く事を私は応援します」
とか
「物資を届けに行かれる方の事情(ボンベ購入費、航空費、陸送費)もあるのではないかと思います」
なんて意見が寄せられていたが、身内の違憲か?しかし、意味が分からない。結局、これって、明らかに被災者ビジネスだろうって。これだったら、約数十円のカップ麺を大量に買って購入費、運賃、人件費とかなんとか言って被災者に500円で売るのと同じじゃないか。
一方で、AKB48 っていうのは、5億とか6億円を義援金として被災者に寄付すると何て豪語している。この矛盾は一体何なのだ。一方では寄付、一方では「陸路と航路でコストもかかり、友人が命懸けで届けてくれます」と言って、高額で売りつける。まあ、お金だけ出して、自分は安全圏の大阪に逃げる秋元康と何ら変わらない。
もちろん、AKB48の面々には責任はないだろう。しかし、周囲にいる一部の薄汚い欲望をもった大人たちは、虎視眈々と被災者を狙って商売を考える。彼らにとって、寄付なんていうのは”偽善”。所詮は「税金に持ってかれるんだったら…」ということなんだろう。AKB48なんていうのは単なる道具。まさに、血も涙もない連中である。
いずれにしても、5億とか6億を寄付するぐらいの気持ちがあるんだったら、ガスボンベの経費ぐらい大した金額じゃないのに…。
もっとも、今回のことは個人でやったことだろうが、案外、スタッフがグルになってやっているに違いない。
いずれにしても、ろくなことをやっていないことだけは確かだ。
しかし、AKB48に世話になっているマスコミは…知らん顔だろうなぁ。だから、今回のようなお調子者が出てくるんだと思うのだが…。