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【大リーグ】

松井、オープン戦併殺王…。 古巣との対決も4タコ1併殺

2011年3月27日 紙面から

エンゼルス戦の6回、二ゴロ併殺打に倒れたアスレチックス・松井=フェニックスで(共同)

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 【フェニックス(米アリゾナ州)スーザン・スラッサー】ああ、併殺王…。アスレチックスの松井秀喜外野手(36)は25日、古巣エンゼルス戦で1併殺打を含む4打数無安打。オープン戦通算6併殺はメジャー最多の惨状となった。

 どうにも調子が上がらない。6回無死一塁で、微妙に動く球を引っ掛けて二ゴロ併殺打。オープン戦の打率は1割1分5厘まで落ち込んだ。「結果は出ていないが、(打席で)迷いはない」。そう心配無用を口にしつつも、松井の表情はさえなかった。「いい投球をされているというのもあるが、ちょっと深追いし過ぎている。もうちょっと(ストライクゾーンを)絞ってもいいかもしれない」

 オープン戦で5併殺以上は松井以外に3選手いるが、打率は3割を楽々クリア。それだけに不調が際立って見えるが、周囲に焦りはない。ゲレン監督は「いい当たりが1本あったし、打撃練習はいい感じで打っている。ベテランだし、自分で『あともう少し』と言っているから、それを信じるよ」と話し、同僚デヘススも「長いこと松井を見ているが、大丈夫だよ。シーズンは長いし、今の成績は関係ない。4月になれば、いつも通りにきっちり打点を稼いでくれるさ」とまるで意に介さなかった。

 この日は巨人時代に同僚だった後藤孝志氏と前田幸長氏がキャンプを訪問。後藤氏も「(春の不調は)いつものこと。体調は良さそう。心配ない」と激励した。 (SFクロニクル紙記者)

 

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