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院長あいさつ

新年のご挨拶

福岡逓信病院院長 津田 泰夫

 みなさま新年明けましておめでとうございます。昨年末から福岡は例年になく寒く、雨が多く、冬の晴れ空の少ない日が続いておりますが、いよいよインフルエンザの流行も危惧されておりますのでどうぞご注意ください。

 ご存知のように郵政民営化から3年余り経過し、その見直し論議が政治の場で行われており郵政グループ持ち株会社の一員として福岡逓信病院はそのど真ん中におります。このような環境ですが福岡逓信病院は今年は新たな出発の年と職員一同考えております。

 決して新しくはない病院ですが、この8年間改装を行って来ました。その途上で福岡西方沖地震もありましたが、建物の骨格はしっかりしており何の被害もありませんでした。病院機能を支える給水・給湯・排水・空調システム・防火防水・耐震システム・外壁塗装、すべてをやり変え、更に水害に備えて電源施設をすべて屋上へ移し、文字通り建物の骨組み部分はすべて新しくなり、これらの工事がこの3月に一応のめどがつきます。これまでいつもどこかに手が加えられ、トイレから風呂、自動水栓まで、なんと工事の多い病院かとみなさまには不愉快に思われて来られたことと存じます。心からお詫び申し上げます。

 このような状況でございましたが医療のレベルと医療の安全管理システムには細心の注意を払ってきました。いくつかの大きな検査機器の入れ替えは改修の進み具合と相談しながらでしたが、一昨年の64列CT断層撮影装置とMRI検査装置の同時更新、更に昨年は医療安全に最も効果あるとされております電子カルテや新しいナースコールシステムの運用、そして今年からは新たな心臓血管造影装置の導入です。

 今でも郵政省職域病院の雰囲気が残っておりますが、そのたおやかな善き伝統は守りつつ、今まで以上に患者さん、またその背景にまで十分に心をいたすことができるようにその分野のプロフェッショナルも新たに加わりました。職員にとりましても患者さんのお世話に集中でき、その本来の職務に専念することができ、この病院で働くことの満足感につながります。これは必ず更なる医療のレベルアップ、そして直接に患者さんのためになります。

 大きな骨組みがしっかりしましたが患者さんに近い部分はまだまだ改めてまいります。そして日本郵政全体のホームページのなかで新しく共通化された全国の逓信病院のホームページを通じて外へ向かってメッセージを発信していきたいと思っております。不十分なことばかりですがどうぞご意見をお寄せください。

平成23年1月
福岡逓信病院 津田 泰夫

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