2011年03月27日

東戸塚で二軒

/愛犬の散歩/もりや@東戸塚にてはるゆたか塩らーめん/品の一@東戸塚にてとうがらしつけ麺七百円/

 先ずは愛犬の散歩、先週は雨が降ってしまって散歩に行けなかったので二週間ぶりだな。
 愛犬が我が家に来て今日で丸々十年、ドッグイヤーでは一年五歳だから人間で言うところの五十歳になるわけだな。
 いつまでも長生きして欲しいけど、いつかその日が来ることだけはいつも覚悟しておこう。

 日曜日は埼玉遠征だ、と昨日は考えていたけど、日曜日に遠出すると月曜日が辛いので遠征は来週にして今日は県内の未食店巡りとしました。
 ラーメンの繁盛店2011年版の掲載店巡り、三百六店中残り七十九軒、掲載されたけど訪問する前に閉店したお店が五軒もあります。

 ラーメンマップ神奈川の掲載店巡り、七十六軒中残り二十三軒、残りは横浜と川崎のみ。
 最近は連食を控えているので(連食どころか一日一杯にしているし)、遠出だからと二杯食べるのは結構辛かったりします。

 東戸塚駅近くのお店、電車だと往復千円弱の交通費が掛かるのでバイクかクルマがあれば、とは思ったけど生憎どちらも空いていません。
 ラストワンマイルが徒歩になるけど頑張って行ってみよう、と海老名、横浜、で乗り換えて東戸塚駅へ。
 十五両編成の横須賀線電車が停まるホームはでかいなぁ、ホームへ昇る階段も長いなぁ。

 西口に出てアイフォーンのマップに導かれて歩くこと十二分、名瀬橋東側交差点の斜向かいにもりや@東戸塚(横浜市戸塚区上川町)が見えてきました。
 もりやの「もり」は森でも杜でもなく木と水と土を合わせた「生命(いのち)を育むところ」の意味らしい。
 平日は中休みがあるけど土日は通し営業、「重いので力強く開けて下さい」と張り紙された引き戸を開けて店内へ。
 壁一面がガラス窓なので照明が要らないくらい明るい店内、厨房に面したカウンター席は三人掛けの長椅子が三卓、小上がりには座布団が十一枚。

 事前情報によると開店直後は店先を含めて一切写真撮影禁止、その後一年位して「一言断れば」ラーメンだけは写真撮影が許可されるようになったそうです。
 今日、来てみたら写真撮影に関しての貼り紙は一切見当たりませんし、先に配膳されていたお客さんは何の断りもなく携帯カメラを向けていました。
 私は「写真を撮るときには一言断って」と事前に分かっていたり店内に貼り紙があるときに限って店員さんに断りを入れますが、そうでなければ黙って撮って黙って食べます。
 お店にはお店の数だけ考えがあるのだろうと「自然食材」にこだわる蘊蓄を読みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 北海道の『はるゆたか』という小麦で作った太麺と、北海道産とオーストラリア産の小麦をブレンドした細麺の二種類、いずれも自家製麺です。

 タレは醤油、塩、味噌と揃っていて、一般的に醤油と塩は同額で味噌が五十円から百円高いことが多いのですが、この店は醤油に対して百円増しの塩、百五十円増しの味噌、という値付け。
 トッピングに雲呑や味玉も用意されていて、味玉は黒富士(山梨)とカリフリ(北海道)の二種類があります。
 「当店のらーめんは化学調味料・砂糖を一切使用せず、身体に負担のかからない食後感の良いらーめん作りを心がけています」で書き始められている蘊蓄を読みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 卓上には万華鏡が置かれていて「ご自由にお遊び下さい」とあったのでちょっと覗いてみるととても綺麗、でもまあ子供ではないのですぐに戻しましたが。
 しばらくしてはるゆたか塩らーめん八百五十円、プーンといい香りが漂ってきます。

 いつも通りスープから飲んでみると強めの塩気が旨味を引き立てるスープ、スープのベースは丸鶏と鰹節や昆布、純和風と呼ばれるべき味わい。
 これほどの旨さならその辺の麺では到底合わせることが出来ません、だからかどうかは分からないけど自家製麺、選りすぐりに選りすぐった小麦粉で打った中太の縮れ麺。
 なぜつけ麺をやらないのか分からないほど美味しい麺、ここまで手が込んだ麺だとあまり多くは打てないんだろうなぁ。
 ドンブリの半分ほどの大きなチャーシュー、特別にどうと言うことは無いけどスープの味を邪魔しない肉の味って中々味わえないです。
 メンマが数本、青ネギが全体的に散らされていて、まさに麺とスープを味わうスープ、食べ終わってホッとしていると身体を重く感じません。

 ラーメンは当たりが強い食べ物で、その当たりを跳ね返すことが楽しみの一つですが、全く当たりを感じません、すごいラーメンだな。
 ご馳走様でした、他のメニューも食べてみたいけど、いかんせん遠いです。

 お店を出てアイフォーンで次の店への道順を探します。
 空が曇っていて方角がイマイチ分からず、アイフォーンのマップ通りに坂をずっと下っていき、東海道線と横須賀線をくぐって東海道、つまりは国道一号線にでます。

 道なりに東へ歩いて行き品濃口交差点を過ぎると、通りの反対側に品の一@東戸塚(横浜市戸塚区品濃町)が見えてきました。
 十六分ほどで到着、って、店先には「品の」としか無いじゃないですか、「一」が取れちゃっているのかな。
 店内は奥に広く、右手がカウンター十席、左手が四人掛けテーブル一つに二人掛け四卓、奥さんと思われる元気のいい女性がカウンター席に案内してくれました。
 普通に考えるとその女性と旦那さんで切り盛りかと思われますが、厨房は男性店員さんが二人でした。

 味は醤油、塩味、味噌と三種類、ラーメンがメインですがつけ麺も用意されていて、いつもならスタンダードと思われる縦書きメニュー右端の「しょうゆらーめん」としたいところですが、「とうがらし」と言う文字から目が離れなくて。
 餃子は「羽餃子」と言われる焼き方ですが、餃子を食べたらビールを飲みたくなるし、ビールを飲んだら駅まで(ここまで下り坂だったので上り坂)が辛いし、と我慢しました。
 「おまたせしましたぁ」と元気いっぱいでとうがらしつけ麺七百円が運ばれてきました。
 箸でちょっとすくって味見してみると旨味充分な豚骨スープに強めに効かせた唐辛子粉、つけ汁なのにレンゲを取って二口、三口と飲んでしまいました。

 麺はまん丸の中太麺は麺皿ではなく平皿に乗せられていて、高級料亭のざるそばのようです。
 つけ汁の器を持って背筋を伸ばし、麺を手繰ってつけ汁に浸けて食べてみるとこれがまた実に旨い、辛い物好き向けの単なる際物メニューかと思ったらとんでもありませんでした。
 麺を食べ、時たま茹でモヤシもつけ汁に浸けて食べ、板海苔、チャーシューもいただきました。
 ふう、あっという間に食べてしまったよ、と、スープ割りをお願いすると「ポットをお持ちします」と言われました。
 しばらくするとティーが入っているかのような真っ白いポット、割りスープの量は分からなかったけどきっと美味しいんだろうとたっぷり入れて、良くかき混ぜて飲みました。
 ああ、美味しかった、ご馳走様でした。

 お店を出て東戸塚駅までの道順を調べ、予想通り上り坂をゆっくりと登っていくと、途中から下り坂になって駅に到着しました。
 はかってみたら十六分、駅のホームが高い場所にあるけど節電のためにエスカレーターが停まっていて階段を歩いて登りました。
 来た経路と同じ、横浜、海老名を経由して帰宅、そんなに歩いてはいないけど足が痛くなりました。

posted by ふらわ at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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