▼ストーリー。
クラピカvsウボォーギン。荒野での決戦。

▼142ページ2コマ目。
ここにクロロがいることは、2つの意味があると思うんですよね。
ひとつは、レオリオが考えた作戦は、効果がなかったということ。
「4時間粘って、結局収穫なしか」って言ってますが、その前にクロロをはじめ、ゴン達がこの時点では知らない団員がいるんです
よね。
そのため、前々から今回のような作戦をとればいいのにー、と思った読者への答えとなっているんじゃないでしょうか。
二つめは、旅団の性格。
キルアが「マフィアに追われているのを承知で〜」って言ってますが、旅団は誰も恐れず 邪魔者は排除するのみといった行動
特性を表してもいるんですよね。
例えゴンがクロロを知っていても、彼は隠れたりしないと思われます。

▼そうじゃないけど(実はそうだけど)。
笑いました。
キルアはそう思ってても、本当のことをいうとレオリオを宥めるのに時間がかかる。
この作戦が失敗することを予想していても協力したのは、良い代案がなかったことと、ゴン&レオリオが言い出したら聞かない
性格だと言うことを知っていたからと思われます。

▼いろんな意味であいつはオレ達の〜。
というキルアの台詞。
いろんな意味とは、例えば「みんなを危険に晒したくない」「復讐を目的に人を殺めるのは自分だけでいい」「クルタ族のことは
同族である自分一人でケリを付けたい」という気持ちだと思われます。

▼147ページ。
緊張感があってカッコいいです。こちら

▼ヒノメ?何だそりゃ。
といいつつ、後でクルタ族の特徴である緋色の瞳を見てクルタ族を思い出していることから、ウボーにとってはお宝がなんであった
かは関係なく、殺害するために派遣された「特攻」であることがわかります。
殺害しなければお宝を入手できないという条件なくしても、ウボーは戦い、人を殺めていたのではないでしょうか。


ストーリーの新風を巻き起こしたと言われた冨樫先生。
読者の予想を裏切る、意外なストーリー展開を読んで興奮した後の感想文です(笑)
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最終更新 2007.07.19
No.081◆9月2日B
週刊少年ジャンプ2000年17号<2000年3月28日発売>

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