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食品の暫定基準超え 6都県で

3月27日 17時49分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

国の暫定基準を超える放射性物質が食品から検出された地域は、これまでに6つの都県に上り、このうち4つの県で出荷制限や摂取制限などの指示が出されています。

▽福島県では、これまでに「ホウレンソウ」、「コマツナ」、「茎立菜」、「信夫冬菜」、「山東菜」、「ちぢれ菜」、「アブラナ」、「紅菜苔」、「キャベツ」、「ブロッコリー」、「花わさび」、「カブ」、「原乳」の合わせて13品目で国の暫定基準を超える放射性物質が検出されています。このため、高い数値が検出された葉物を中心とした野菜とブロッコリーなどについては出荷制限と摂取制限が併せて指示されていますが、「カブ」と「原乳」は出荷のみ制限されています。また、▽茨城県では「ホウレンソウ」、「かき菜」、「パセリ」と「原乳」の出荷が制限されています。▽群馬県では「ホウレンソウ」と「かき菜」の出荷が制限されています。▽栃木県でも「ホウレンソウ」と「かき菜」の出荷が制限されています。一方、▽千葉県でも春菊やホウレンソウなどから暫定基準を超える数値が検出されましたが、検出された地域が限られているとして、出荷は制限されていません。また、▽東京でも「コマツナ」から暫定基準を超える数値が検出されましたが、研究施設で栽培されているもので、市場には出回っていないとして、出荷は制限されていません。