国会議員歳費 3割削減で調整
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国会議員歳費 3割削減で調整

3月27日 4時31分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東北関東大震災を受けて、民主党執行部は、来月から半年間、国会議員の歳費の3割削減を提案する方向で調整することになり、速やかに自民党や公明党などと合意を目指すことにしています。

国会議員の歳費の削減を巡っては、国の深刻な財政難を踏まえて、各党が検討を続けてきましたが、東北関東大震災を受けて、与野党から、早期に実現すべきだという意見が相次いでいます。こうしたなか、民主党の岡田幹事長は、26日、記者団に対し「1年間、1割削減するのが、地震が起こる前の民主党の考え方だったが、状況は変わった。どれくらい削減するかは、自民・公明両党と協議しているところだ」と述べました。そして民主党執行部は、来月から半年間、歳費を3割削減する方針を、28日の党役員会に提案し、意見集約を行うことになりました。民主党によりますと、国会議員の歳費を半年間、3割削減すれば、20億円以上になるということで、すでに平成23年度の1年間、3割削減すべきだとしている公明党のほか、自民党などと速やかに合意を目指すことにしています。