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アクセシビリティ・ウェブサイトの上手な作り方 |
聴覚障害者(ろう者、難聴者、中途失調などを含む)であるユーザーに対して利用できるように配慮した、ウェブサイト(ホームページ)の作り方をわかりやすく説明します。但し、この作り方については、聴覚障害者のみとなっていますが、聴覚障害者以外の障害者については、他のページもありますので重ねてご参照ください。
聴覚障害者の場合、ウェブサイトで提供されてもこの情報が得られないことは、何だと思いますか?
これは、音声による情報です。
例をあげますと、
- 画面と一緒にBGMや効果音が流れていても気がつかないこと。
- 音声つきの映像やムービーでは、字幕やテキストによる解説がないと、内容が十分把握できないこと。
- 漢字の読み方に苦手な聴覚障害者がいて、このルビがなくて何と読むか理解できないこと。
- 聴覚障害者の個人差はありますが、パソコン関係の専門用語や新語は苦手な人が多く、複雑な操作の習得も大変です。
音のない世界を予想してみてください。
聴覚障害者とは何か、別ページにてわかりやすく説明します。
「聴覚障害者とは何か」ページ
| ウェブサイト(ホームページ)の作り方 |
簡単な作り方のコツは、あなた方が使用している携帯電話のマナーモードと同じだと思えばよいです。
たとえば、電車内での携帯電話で映像を見るときに他人に迷惑をかけないようマナーモードに設定します。音声の代わりに、映像の下部に字幕が出ているしょう。ですから以下の様に参考しながらウェブサイトを作ってみるとよいでしょう。
| ムービーやアニメーションなどの情報提供、BGMなどの音声 |
ムービーやアニメーションなどに字幕のテキストを表現するにはどうすればよいか。
- 作り方については、細かく説明されています。
W3Cノート・音声による情報- マイクロソフトメディア映像に字幕の作り方(マイクロソフトのSAMI)
SAMI 1.0 の理解- アップルの QuickTime 映像に字幕の作り方(QuickTimeのSMIL)
QuickTimeのSMIL- ヒント:日本工業標準調査会の「JIS検索」で「X8341-3」と入力し、PDFを開いて、14ページから15ページ、36ページから38ページ参照
| 非テキスト情報 |
音だけ情報を提供していると、認識できず、その内容も理解できないので、その非テキストを字幕化又は状況説明などの手段によって同期した代替情報を表現します。
作り方は、SMILなどを用いて字幕をつける
ヒント:日本工業標準調査会の「JIS検索」で「X8341-3」と入力し、PDFを開いて、11ページから12ページ参照
| 参考になるウェブサイト |