2011年 3月 26日
JR予讃線で男性が列車にはねられ死亡
26日高松市のJR予讃線の踏切で、男性が列車にはねられ死亡しました。この事故で一時、予讃線や瀬戸大橋線のダイヤが乱れました。正午ごろ高松市瀬戸内町のJR予讃線はぜ川東踏切で、高松市西宝町の進戸重夫さん(79)が岡山発徳島行きの特急列車にはねられました。進戸さんは病院に運ばれましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。列車の乗員と乗客約60人にけがはありませんでした。この事故のため予讃線は、高松・坂出駅間で約50分にわたり列車の運転を見合わせたほか、マリンライナーなど合わせて38本の列車に運休や遅れが出ましたが、現在は正常ダイヤに戻っています。現場は遮断機と警報機のある踏切で警察によりますと、亡くなった進戸さんが遮断機の下りている踏切を渡ろうとして、列車にはねられたということです。警察で事故の状況を詳しく調べています。

東日本大震災でユニセフが募金活動
東日本大震災で被災した子供たちを救おうと日本ユニセフ協会が26日、岡山市で募金活動を行いました。これは日本ユニセフ協会岡山県支部が行ったもので、40人が岡山市の表町商店街で募金を呼びかけました。日本ユニセフ協会は世界の恵まれない子供たちを支援しようと日頃からチャリティーバザーなどを行っていますが、今回の募金活動では東日本大震災で被災した子供たちの心のケアや一刻も早い学習環境の回復に義援金を役立てたいとしています。日本ユニセフ協会では今後も企業や学校と協力し募金活動を進めるほか、被災した幼い子供たちのために絵本なども集めていきたいと話していました。

岡山市中消防署落成式
岡山市中区の消防・防災機能の拠点として整備が進められていた中消防署の落成式が行われました。岡山市中消防署は岡山市の政令市移行後、中区に消防機能の拠点となる本署がなかったことを受け整備されたもので、管内の消防団の団長などが出席し落成式が行われました。中消防署は消防車や救急車など9台を備えているほか、旭川と百間川の合流地点に位置することから水害への対応も期待されていて、市内の消防署で初めて土のうやスコップなどの水害用資材を備える倉庫も併せ持っています。また、3D映像で災害の被害を伝えるシアターコーナーなども設けられていて、中消防署では市民の防災意識の向上につながればと期待を寄せています。

香川県産オリーブ牛をPR
オリーブの搾りかすを与えて育てた香川県産の「オリーブ牛」を知ってもらおうというイベントが高松市で開かれました。このイベントは香川県の新たな特産品として今月から県内で販売が始まったオリーブ牛をPRするとともに、県産の農産物について消費者に知ってもらおうと開かれたものです。オリーブの実の搾りかすをえさとして与えたオリーブ牛は、肉の脂がとけやすくなめらかな食感が特徴で、試食コーナーでは訪れた人たちが早速、焼きたてのステーキ肉を味わっていました。会場ではオリーブ牛のほか香川県産の豚肉なども販売され、大勢の人が買い求めていました。このイベントは高松市のサンポート高松で27日も開かれます。