原発事故で帰国求め自首 不法滞在容疑の中国人逮捕長崎県警は26日、入管難民法違反(不法残留)の疑いで中国人のアルバイト、林建明容疑者(48)を現行犯逮捕した。林容疑者は、福島第1原発事故の影響を恐れ、強制送還を求めて自首したと話しているという。 逮捕容疑は、2000年6月8日に来日後、在留期限の90日間を超えて日本国内に滞在した疑い。 県警によると、林容疑者は26日午後「千葉県船橋市に住んでいたが、原発事故の被害を避けて長崎に来た。帰国したい」と県警本部に自首してきた。 林容疑者は1週間前に長崎に着いたと供述。捜査関係者は「放射線を恐れ、長崎まで来れば大丈夫と思ったのかもしれない」としている。 【共同通信】
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