- ――Not yetとして活動することが決まったとき、どう思いました?
- 【大島】 最初は“え、ホントに?”っていう感じですね。ウソじゃないかって(笑)。
- 【北原】 とまどいと不安だらけだったと思います、最初は。一歩踏み出す勇気がなかなか出なくて……。もちろん、いまはすごく楽しくやっていますけどね。
- 【指原】 AKB48のSHIBUYA-AXでのライブで初めて発表したんですけど、そのときもすごく緊張しちゃいましたね。お客さんも少し、ぽかんとしていたような(笑)。
- 【大島】 ちゃんと説明しなかったからね。いきなり「Not yetです!」って。
- 【横山】 いつもライブの最後はサプライズがあるんですけど、そこで自分たちのユニットを披露することになって。やっぱり、緊張しましたね。
- ――1stシングル「週末Not yet」の印象は?
- 【大島】 どんどんアレンジが変わっていったんですよね、制作の段階で。とくに「こうしてほしい」って言ったわけじゃないんですけど、どんどん良くなっていって。きっと、私たちのイメージに合わせてくれたんじゃないかな。
- 【指原】 私はアイドルソングが好きなんですけど、「週末Not yet」もすぐにすごくいい!って思って。春から夏にかけて、自転車に乗りながら聴いてほしいです。坂をガーッと下りながら(笑)。
- 【横山】 いいですね!アップテンポでワクワクする感じもあるし。
- 【北原】 私、他のユニットの曲を聴いて、いいなあって思っていたんですよ。「週末Not yet」は自分も参加しているユニットの曲だし、しかも、すごく好きな曲。
- ――“週末には恋人と会える!”という前向きな歌詞の世界も、みなさんのイメージに合っていると思います。
- 【大島】 かわいい歌詞ですよね。
- 【指原】 平日に会えないってことは、ちょっとだけ距離が離れているんですよね、きっと。横浜と東京くらいかな(笑)。たぶん、高校生くらいのカップルで……。
- 【大島】 え、違うでしょ?
- 【北原】 もう就職しているんじゃない?
- 【指原】 でも、いろいろ考えますよね。「平日に会えへんのは、どうしてやろ?」って。学校なのか会社なのか、それ以外なのか……。
- 【北原】 たとえば?
- 【指原】 一身上の都合?
- 【横山】 (笑)でもホントにポジティブな歌ですよね。そこは私に似ているんじゃないかって、いま思いました。
- ――AKB48のメンバーはみんなポジティブなのでは?
- 【大島】 このふたり(指原、北原)はそうでもないかも。
- 【指原】 そうなんですよね……。逆にここふたり(大島、横山)はポジティブだから。
- 【北原】 均衡は取れていますね。でも、今年の私の目標は“ポジティブ・シンキング”なんですよ。だいぶ前向きになってきましたよ、ホントに。
- ――すばらしい。週末というか、“休みの日が楽しみ”という感覚はみなさんもありますよね?
- 【北原】 そうですね。曜日感覚は薄れていますけど(笑)。
- 【大島】 休みがあれば、全力で行動しちゃうんですよね。計画をバッチリ立てて、朝から外出して。そういうことって、仕事にも良い影響があると思うんですよ。思い切り好きなことをやって、また明日からがんばろうって。
- 【指原】 すごい!私、けっこうダラダラしちゃうんですよねえ。ヘタしたら1日中、家にいちゃうかも。
- 【北原】 私も活動するのは午後からかなあ。
- ――このユニットが本格的にスタートすれば、もっと忙しくなりそうですね。最後に、Not yetとしてのこれからの目標を教えてもらえますか?
- 【大島】 まずは単独ライブですね!
- 【北原】 この4人でどこに向かっていくか、その共通認識をきちんと作っていきたいですね。しっかりと未来を見つめる力を養っていきたいです。
- 【横山】 こういうライブがやりたいとか、こういう服が着たいとか、そういうこともちゃんと考えられるようになりたいです。そのうえで、個人個人の夢にも近づけたらなって。
- 【指原】 ひとりでも多くの方に知ってもらいたいし、“ふつうのアイドルじゃないな”ってところも見てもらいたいです。Not yetって、まだまだこれからっていう意味なんですけど、それってたくさん伸びしろがあるってことじゃないですか。だから、いろんなことにチャレンジしたいなって思います。
(文:森 朋之)