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イスラエルが医療部隊派遣、外国から初 南三陸で治療

2011年3月26日23時26分

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 東日本大震災を受け、在京のイスラエル大使館は26日、軍の医師らで構成する50人規模の医療部隊を宮城県に派遣すると発表した。各国の支援で、医療部隊の派遣はイスラエルが初めてとなる。

 同大使館によると、26日夜に救援機2機が同国を出発し、27日夜に成田空港に到着する予定。民間防衛軍と軍医療部隊の医師、看護師、薬剤師、通訳ら50人で構成している。宮城県栗原市に活動拠点を置き、同県南三陸町に野外クリニックを設けて負傷者や被災者の治療を行う。救援機には防寒着1万着、毛布6千枚、8千人分の手袋、簡易トイレ150個など約18トンの救援物資も積み込んだ。

 厚生労働省は、東日本大震災の被災地で、日本の医師免許を持たない外国人医師の医療行為を認めると決定。阪神大震災の際も外国人医師の被災地での活動を認めていた。

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