■声明・談話
高速増殖炉原型炉「もんじゅ」判決に関して
幹事長談話

平成15年1月27日
自由民主党

 
 本日、名古屋高裁金沢支部において、高速増殖原型炉「もんじゅ」の原子炉設置許可処分無効確認等の請求訴訟について、国側敗訴の判決が出された。国側の主張が認められなかったことは誠に遺憾である。
 わが党は、昨年成立したエネルギー政策基本法の原則に則り、エネルギー安全保障と地球温暖化防止を図る観点から、原子力の平和利用の推進を不可欠と考えている。そうした基本方針のうえで、高速増殖炉サイクル技術の研究開発の重要性は依然として変わることはないと考える。
 今後、判決内容を詳細に検討し、対応を明らかにするものである。