こんにちは、大阪オフィス留学カウンセラーの平木です。
東北地方太平沖地震が起きてから2週間が経ちました。「自分には何ができるのか」ということを常に問いながら、微力ではありますが、募金などしています。
先日、私がアメリカのニューオリンズに留学していた時の友人から、約3年ぶりにメールが来ました。「私の愛する日本のことがとても心配で、もし私にできることが少しでもあれば連絡をください。」という内容でした。
このように世界中で日本のことが報道される中、南半球のオーストラリアでも毎日トップニュースになっていて、メルボルンでは地元の人や現地学生が、「今、僕らが日本のためにできること」と考えて行動しているそうです。
現地在住の日本人とオーストラリア人学生によるチャリティーバザーやミュージシャンによるバスキング(大道芸)などで集めたお金を寄付金として被災地に送ったり、現地の駐在員等によるチャリティーゴルフコンペを開催するなど、さまざまな活動で、少しでも日本を勇気づけたいと考えてくれています。
先日大きな地震のあったニュージーランドでも、その輪は広がっています。
チャリティーに参加した方たちは、「自然災害には勝てないが、それに遭遇した人たちの
心のケアなら自分たちにも何かできることがあるのでは?」という考えを持って行動してくれています。
現在メルボルンに留学中のお客さま(17歳の高校生)は、
地震後に青森の県庁へメールをし、震災に遭われた方々へのお見舞いの言葉の後に、
「私は現在オーストラリアのメルボルンに1年間留学しています。震災のニュースを現地のテレビで見て言葉を失いました。私は今、両親の働いたお金で留学をさせてもらっているので、大金を寄付することはできません。しかし、少しでも被災地の方々の心の安らぎになればと、メッセージノートを作成して送りたいと思います。」
と連絡をし、先週末から現地の学校の生徒や先生、メルボルン在住の日本人、チャリティーに参加している方々に頭を下げ、大学ノートにメッセージを書いてもらっています。
英語で書かれた文章は、渡航わずか数ヶ月の英語力で、辞書を片手に日本語に翻訳しているそうです。
渡航された皆さんが、英語だけではなく、人間としてどんどん成長していく過程を目の当たりにして、
海外留学の素晴らしさを改めて実感しました。
がんばれ、日本!
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