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福島・双葉町の避難先、今月末に移動へ
埼玉県の「さいたまスーパーアリーナ」に一時的に避難している福島・双葉町の住民と町役場が、現在は使われていない埼玉・加須市の高校に、30日と31日に移ることが決まった。
避難先のさいたまスーパーアリーナでは25日午後、陸上自衛隊によるコンサートが開かれた。坂本九さんの「明日があるさ」などの演奏に励まされた避難者が涙を流す場面も見られた。
福島第一原子力発電所の事故で避難指示が出ている双葉町は、町役場の機能とともに約1400人が一時的に避難している。この避難所に滞在できるのは今月末まで。そのため、長い間生活できる施設として、現在は使われていない加須市の旧騎西高校に、30日と31日の2日間で移動することが決まった。避難者のうち、小中学生は加須市の小中学校に編入する見込みだという。
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