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<<   作成日時 : 2005/09/04 10:56   >>

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久々のブログ書き込みとなります。
プライベート編集局@AKIRAです。

雑誌広告でこの「日露戦争100周年を祝う青年の集い」の
開催を目にして、ネットでチケットを申し込み、昨日参加してきました。
会場は赤坂プリンスホテル新館 2階でした。

1000人規模の会合ということでしたが、会場いっぱいに
ひとがあつまり、まあよくもこんなに・・・と、思ったのが第一印象でした。

私個人の見解ですが、日本が近代世界史のなかで
燦然と輝く足跡を記したと胸を張ることのできる偉業は2つあると
思います。

ひとつはもちろん日露戦争と、その勝利です。
もうひとつは大東亜戦争時の山下兵団によるマレー作戦、シンガポール攻略ですね。

この2つが世界史にあたえた影響は甚大です。
前者はもちろん、欧米列強国にアジアの有色民族国家が戦いを挑み、
ロシアの革命前夜の背景はあったにしても、総力戦を勝ち抜いたことにより、
欧米列強には脅威を、被支配国家、アジア各国には希望を与えたという点で
特筆すべきできごとだったことは、当時のアジア各国の名士たちが残した
発言、文献からも明らかになっているところです。
旅順攻略作戦のみを取り上げ、ことさらに乃木将軍の無能をあげつらう歴史家の評価も
ありますが、当時の日本政府は開戦前に、講和のための段取りをあらかじめ
アメリカと通じて考慮し、ロシア側の自壊運動をはかるために、陸軍武官の明石
を諜報として欧州に送りこむなど、綿密な戦争計画を遂行した上での、陸軍の犠牲を
省みない獅子奮迅の活躍・・・・・・・、この大局的な視野で日露戦争というものを
見つめなければ評価を誤るというのが私の考えです。

後者のシンガポール陥落は、文字通り「日の沈まない帝国」である大英帝国の
アジア植民地支配に終止符を打ち、パクスブリタニカに引導を渡した日として
記憶されるべき日と思います。シンガポール陥落時のニューズウィーク誌や
欧州各国の新聞記事をあつめた本を以前読みましたが、どの記事においても
「シンガポール陥落は欧米諸国に日露戦争以来の衝撃を与えた」と報じていたのが
印象的でした。

戦後、日本では戦争に関係するものの肯定を必要以上に戒める傾向の中で、
日露戦争時の、国家存亡の瀬戸際で歯を食いしばってぎりぎりの舵取りをした先人の
想い、大東亜戦争時の「このような扱いを受ければ、たとえモナコやルクセンブルクの
ような国でも武器を持って立ち向かっただろう」と東京裁判にて言わしめたほどの
やむにやまれぬ悲壮な決意で立ち上がった当時の日本人の想い、そうした想いを
無視し、あまつさえ忘れ去っている傾向にあることは憂慮すべきことと思います。

平和を希求するのは良い、これは勿論のことです。
いまのイラクの惨状をみていると、本当に悲惨です。戦争の残すものは
ああいった名もない女性や子供に与える塗炭の苦しみとその継続です。

でも、それでは日露戦争は無駄だったか?マレー作戦は無駄だったか?と
いうと、私はそれは違うと思います。

日露戦争を決意せず、満州、朝鮮へのロシアの侵攻を許しておけば
戦端はひらかれず、多くの戦死者はでなかったでしょう。おそらく日本本土にも
圧力をかけられて、いづれは日本もロシアの傘下に組み込まれていったことでしょう。
それでも戦死者がでなければよかったじゃないか、という考え方のひとがいるとしたら
私はそのかたがたに一つだけ質問をしてみたいのです。

「奴隷として、家畜として、犬畜生になりさがっても生きて今日の飯が食えればよいのか」

という点です。

それを然りとするひとには、なにも言うべき言葉はありません。
それを否とする人間が、当時の日本にはたくさんいた。そして、日露戦争、大東亜戦争を
戦い抜いたのです。私たちにもその血は確実に流れているのです。

「日露戦争100周年を祝う青年の集い」に出席して、私がかんじたものは
こんなところです。

それでは、また。


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