嫁ぐ娘へのアドバイス
テーマ:考えること結婚を間近に控えた娘から相談のメールが届いた。
今、相手の男性が、非常に仕事が忙しい時期で、
いわば油が乗っているとき、でもあるが・・・
そのための不機嫌な態度にストレスを感じている様子である。
普段は鷹揚に接しており、親風を吹かせない吾輩であるが、
こういう時は親の人生訓を語るときである。
よろずやに寄ってお行きなさい。
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娘は、通勤時間の関係で、ときおり彼氏の家から出勤するようになった。
すると、単なる恋人時代には見えなかった部分も
見えてきたりする。
特に、今、彼の仕事が正念場のようで、徹夜や、睡眠不足が続いているらしく、
そのせいでイライラしているらしい。
娘がTVを見ていると、苛立つという。音量を下げても、不機嫌だという。
そこで、吾輩は、このようにアドバイスを送った。
(前略)
あなたのピンチを辛抱強く支えてくれたんだから、今度はあなたが彼の大変さを支えてあげなさい。
いつも貞淑である必要はないけど、そういう時だけは昔の日本女性のような、黙って貞淑に仕えて支える存在になってあげなさい。それは欧米女性にはない、良さだと思うよ。
意外に、そういう時の男は、いくつになっても優しい声で女が癒してくれることを幸せに感じるもんだよ。
「安心」「安らぎ」の安という字は、ウ冠の中に女、と書くでしょう?ウ冠は、家をあらわし、家のなかに女がいることは、男に安心感と安らぎを与える、という意味から来ているんだよ。
女って、単なる、連れて歩くための美しいアクセサリーじゃないんだね。
実は、数か月前、我々が近くにいてやれなかった時に、娘は病に倒れ、手術、入院をすることになり、
その結果がもしどういう結果になろうとも、彼は娘を一生愛し続ける、と約束したらしい。
感動ではないか。
そして、費用の点でも、ケアの点でも、万全なお世話をしてくださり、親としては、感謝が尽きないくらいである。
「愛は、惜しみなく奪う」などという言葉もあったが、受けた愛をそのままにしておいては断じてならないのだ。「愛には愛で、感じ合おうよ♪」という歌もあるではないか。
女は男に
どんな愛を与えることができるのか?
それは、安らぎと安心、癒しである。
もし男が、戦場で戦って傷ついたような状態でいるなら、
「イライラして、不機嫌でいや~ね!」ではなく、
それをすっぽりと包んでしまうくらいの甘い声で癒してやってほしい。
そういう相手は男にとってオアシスであり、
そんな女を命がけで大切にしようと頑張るのが男なのである。
1 ■深い
お話ですよね。
娘さん、良い男性に巡りあえたと思うしかないですね♪
きっと まだまだ、困難も楽しい事もあると思うけど、幸せを願ってやらないと・・・ 親としてはそう思うしかないですね。