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【スポーツ】

光星学院高が水城高に勝つ 被災地2校の対戦

2011年3月25日 19時15分

 試合を終え、握手を交わす光星学院・秋田(中央)と水城・佐藤賢(右端)=甲子園

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 第83回選抜高校野球大会は25日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦を行い、東日本大震災の被災地にある学校同士の対戦は光星学院高(青森)が水城高(茨城)を10―0で下した。

 大震災の影響を乗り越えて大会に臨んだ両校の試合は、光星学院高が一回から得点を重ね、五回までに大量10点をリード。秋田教良投手が水城高打線を5安打に抑えて完封した。

 2回戦に進んだ光星学院高の仲井宗基監督(40)は「両校ともに自分たちの思い、周りの期待、いろんなものを背負っている一戦だった。野球をやっていいのかという状況の中、こういう形で勝たせていただいて感謝している」と神妙な表情で話した。

 一方、初戦で敗退した水城高の橋本実監督(63)は「一生懸命やろうと選手には話していた。結果として点差が離れて空回りしたゲームだったが、選手は良くやってくれた」と教え子たちをねぎらった。

 試合後には日本高野連の奥島孝康会長(71)が両チームの控室を訪れ「大変だけど頑張ってください」と監督、選手らを激励した。

(共同)
 

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