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【大相撲】

八百長処分は重くて引退勧告か 特別調査委は4・1最終決定へ

2011年3月26日 紙面から

 除名は回避も−。八百長問題を解明する特別調査委員会(座長・伊藤滋早大特命教授)は25日、東京・両国国技館で会合を開き、八百長をしたと認定した力士・親方に対する処分案を検討。クロ認定者を軽重2段階に分けた処分案を理事会に報告する方針で、最も厳しい「除名」が回避される可能性も出てきた。4月1日の次回会合で最終決定する。

 当初、調査委は八百長を認めた者には処分を軽減すると明言。『認めれば退職金を受け取れる「引退勧告」(親方の場合は解雇)、クロ認定した者が認めなければ「除名」』の方針だった。しかしこの日、伊藤座長は「(処分内容は)幅があるよ。おれたちにも情けはある」と報道陣に説明。その言葉から『認めれば「1年間など長期の出場停止」、認めなければ「引退勧告」』のパターンも考えられる。

 後者の場合、八百長を認めた千代白鵬らが「出場停止」になるが、調査委は「残留」ではなく自ら引退届もしくは退職届を提出することを想定した事実上の引退勧告だと認識している。また、処分した力士・親方から法的措置を取られた場合でも、引退勧告なら協会側が有利な立場に立てる可能性もある。

 

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