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【プロ野球】T新井 吹っ切れた 7戦音なしも「あとは上がるだけ」2011年3月26日 紙面から 労組・日本プロ野球選手会会長としては、目先を覆っていた霧は晴れた。だが、阪神の4番としては、まだ深い谷底から脱出できない。本業が不振の新井貴は、この日も4打数無安打と音無しだった。 「今が一番底だと思う。感覚の問題? すべてです」。状態の悪さは、自認するところだ。1、2打席目とバリントンの前に三振。3打席目は快音が響いたが、打球はあまり伸びず右飛。4打席目も力のない左飛に倒れた。オープン戦、実戦練習合わせて、7試合連続無安打ともがいている。 選手会が要望していた4月12日のセ・パ同時開幕を勝ち取った。会長として選手の意見集約に動き、文科省など省庁にも加藤コミッショナーらと出向きもした。気が休まる時間はなかった。新井会長は一切の弱音を吐くことはなかったが、想像を超える激務であったことは明らかだった。 集中しろというのが無理な環境。肉体的にも精神的にも疲労困憊(こんぱい)だった。選手会としてチャリティーマッチなどの企画も続くが峠は越えた。「(打撃は)あとは上がっていくだけと思う。(開幕まで)じっくり調整していけばいい。心配はしていない」。本人も自信たっぷりに言い切った。 (島田明) PR情報
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