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東国原氏“無人駅”体育座りでぼう然…

 (左)無人のホームで座り込む東国原英夫氏=東京・八王子の小宮駅
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 (左)無人のホームで座り込む東国原英夫氏=東京・八王子の小宮駅

 東京都知事選公示から2日目の25日、前宮崎県知事の東国原英夫候補(53)がハプニング続きの電車遊説を繰り広げた。東日本大震災による燃料不足を考慮し街宣車を使用せず、電車や自転車移動の“エコ遊説”を掲げている東国原氏はこの日、八王子駅から東京郊外を電車巡り。ところが途中下車したある駅では無人状態で、電車が来るまでの30分間の立ち往生を余儀なくされた。さらにはICカード方式の鉄道乗車カード「PASMO」を忘れるなど、想定外の珍道中となった。

  ◇  ◇

 抜群の知名度も、投票を呼びかける元気な声も、有権者には届かなかった。それもそのはず降り立った駅に人がいない…。電車遊説に出た東国原氏だが、閑散とした駅ホームでは、体育座りでポツンと1人、ぼう然と座り尽くした。

 震災による燃料不足を考慮し、街宣車を使わず電車や自転車で活動する“エコ遊説”を掲げた。選挙活動2日目は午前8時に、八王子駅をスタートし、八高線で拝島駅へと向かった。しかし、自ら選挙ポスターを張るため、途中下車した小宮駅は、通勤ピークが過ぎており、駅ホームは無人。

 それまで順調に移動し、有権者らの求めに応じて記念撮影や握手を行い、さらに投票を呼びかけていたが、まさかの展開に東国原氏は、思わずホームに座り込み「忘れない、小宮駅。ポスター1枚張っただけ…」とぽつりつぶやいた。

 次の予定地である拝島駅までの徒歩移動も考えたが、次の電車を待つ方がタイムロスが少なく、結局、ホームで約30分の立ち往生。反対ホームに来た車両へ向かって手を振ることしかできなかった。

 それでも、八王子や国立など大きな駅に立てば、黒山の人だかりができる相変わらずの人気ぶり。ホームでも移動中の車内でも声援は絶えなかった。

 今後は高性能のクロスバイクも導入、4月からは4、5人のスタッフとともにマラソン遊説も行う東国原氏は「うちは少数精鋭、機動力で動きます。『馬関の奇跡』を起こす“チーム馬関”です。“チーム馬鹿”では、ないですよ」と意気込んでいた。

(2011年3月26日)

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