2011年 3月 25日 |
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岡山でも微量の放射性ヨウ素検出
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岡山県は岡山市内の放射線観測施設で微量の放射性ヨウ素が検出されたことを明らかにしました。人体に影響は無いということです。岡山県によりますと岡山市南区にある環境保健センターで、大気中のちりから放射性ヨウ素のヨウ素131が24日午後4時と25日午前6時に1平方メートル当たり約1.6ベクレル検出されたということです。通常は検出されない物質ですが、県ではいずれの数値も東京の値の9000分の1程度のごく微量で、人体に影響は無いとしています。県では「福島原発の事故が原因かはわからない」と話しています。また、県では水道水についても毎日調べていますが、これまでに放射性物質は検出されていないということです。
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震災の影響でJRが100本運休
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東日本大震災の影響で車両の部品が生産できないためJRは来月2日以降、山陽本線など100本の列車を運休すると発表しました。JRによりますと来月2日以降、山陽本線や赤穂線などで全体の約2割にあたる100本の列車が運休します。運休の多くは利用者の比較的少ない午前10時から午後4時までの列車で、山陽本線で51本、赤穂線12本、伯備線11本、宇野線8本と続きます。瀬戸大橋線でも6本が対象ですが、マリンライナーは通常通り運行されます。足りなくなっているのはモーターの部品の一部で、加工工場は福島第1原発から半径20キロ圏内の避難指示区域にあり、操業再開のメドは立っていません。このためJRでは来月中旬以降、朝夕の通勤時間帯も含めさらに大幅な運休を検討しています。
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震災2週間 岡山・香川で復興支援本格化
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東日本大震災から25日で2週間。岡山・香川両県で被災者の受け入れなど復興支援に向けた動きが加速しています。岡山県では24日までに震災で住むところを無くした人などの県営住宅など49戸への入居が決まったほか、被災した幼稚園児から中学生まで11人を公立学校で受け入れたと発表しました。また今月28日には県の一般職員約20人を福島県に派遣し、避難所での支援業務や受け入れ情報の提供にあたるとしています。一方、香川県庁には被災者を受け入れる相談窓口が設置されました。被災者の住宅の準備や学校への転入、就職などの相談に県の職員が応じます。香川県内では24日現在で被災者が入居できる県営住宅や企業の社宅など86戸が準備され、すでに5戸に14人が入居しています。来月末までにさらに286戸が準備できるということです。相談窓口は毎日、午前8時半から午後5時15分まで受け付けています。
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宇高航路存続へ 協議会が事業計画を承認
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宇野と高松を結ぶ航路の活性化策について話し合う協議会が高松市で開かれ、フェリー会社統合による経営合理化などを盛り込んだ事業計画を承認しました。承認された事業計画は四国フェリーと国道フェリーの2社を統合するなどの合理化や利用促進策を行い、2013年度までに年間5億円の赤字を解消するもので25日、国から認定されました。事業費6000万円のうち半額は国の補助を受けられる見通しですが、国の全額補助を求める自治体側と折り合いがつかないまま計画がスタートします。四国フェリーの堀川満弘専務は「6月末までは現在の運航を維持するが燃料価格も高騰していてその先は改めて考える」と話し、計画以外の支援の必要性を訴えました。燃料価格の高騰のほか高速料金の新たな割引の導入が延期されるなど不確定な要素が多く、航路を存続させることができるかは依然として不透明なままです。
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香川大学准教授が列車内で暴行事件
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香川大学は男性准教授が先月、JRの車内で乗客の女性を殴ってケガをさせていたことを明らかにしました。大学などによりますと45歳の男性准教授が先月1日午後4時40分頃、帰宅中の岡山行きのマリンライナーの車内で、40歳代の女性客の胸とあごを殴って打撲などのケガを負わせたということです。女性に足を踏まれたことでトラブルになったということで准教授は「申し訳ないことをした」と話しているということです。准教授は1、2年生の英語を担当していて大学が処分を考えています。香川大学ではこの1年間、学生が逮捕される事件が3件発生していて、一井学長は「再発防止に取り組む中でこのような事件が発生し、反省するところが非常に大きい」と陳謝しました。
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