Answer
- Q.「屋内退避」や「避難」の指示が出された際はどのようなことに注意すればいいの?
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「屋内退避」や「避難」の指示が出された場合、テレビ、ラジオ、広報車等で、事故情報や「屋内退避」、「避難」の方法および場所等の情報が放送されますので、それを聴いて、落着いて行動することが大切です。
「屋内退避」および「避難」に関しては、地方公共団体の防災計画で、綿密な計画がたてられています。それぞれの地理的な条件や公共施設の配置などによって、内容に多少の違いはありますが、一般的には、「屋内退避」の場合は市町村の防災関係者の指示に従い、自宅または指定された退避場所に退避します。
市町村が指定する退避場所には、気密性の高い公民館や学校などの建物が使用され、退避中は、広報車などが巡回して、適宜状況を知らせてくれることになっています。
「避難」の場合は、地域ごとにその指示に従って指定の集合場所に集まり、消防職員や警察官等の誘導で避難場所へ向います。避難場所での食料、飲料水、衣類、寝具などは、災害対策本部が準備しますので心配はいりません。
「避難」が必要な事態になった場合は、周辺に警察、消防などの車がたくさん集まりますので、交通規制が行われます。したがって、自家用車などを使ってそれぞれが避難しようとすると、混乱をひき起こし、二次災害を発生させるおそれがありますので、自家用車は使用しないようにします。
「避難」に必要な車両は市町村が用意し、その道路は警察が優先的に確保することとなっています。また、避難者の集合場所では、老人や子供、病人、妊婦などを優先的に車に乗せることとなりますので、安心して消防職員や警察官等の指示に従ってください。