21日午後8時50分ごろ、福岡市博多区のJR博多駅で、出発前の博多発熊本行き九州新幹線つばめ369号(8両編成)に電気系統のトラブルがあり、運転を取りやめた。JR九州によると、鹿児島ルート全線開業後、トラブルで運休したのは初めて。
同社によると、進行方向を切り替えるハンドルに不具合が生じた。乗客約300人は後続のさくら431号に乗り換えるよう案内したという。
一方、午後10時23分ごろに熊本で震度3を観測した地震で、筑後船小屋(福岡県筑後市)―新八代(熊本県八代市)間の地震計が作動して一時停電したため、上下線に遅れが出た。