佐賀県玄海町の玄海原子力発電所についてのニュースです。

佐賀県の防災計画や安全対策などについて、94の市民団体が合同で、古川知事宛てに質問状を提出しました。

●玄海原発プルサーマル裁判の会・石丸初美代表
「知事は40パーセントの電気が原子力でつくられていて、原発を止めるわけにはいかない、とおっしゃったんですけど、どういうことなのか、具体的に県民が分かるように、お示しいただきたいということでお願いに来ました」

『玄海原発プルサーマル裁判の会』など佐賀、福岡、長崎の94の市民団体の代表はきょう午後、佐賀県庁を訪れ、古川康知事宛の公開質問状を連名で提出しました。

質問は7項目で、原子力発電がないと九州のエネルギー需要には対応できないとした古川知事の発言の根拠や、見直しを表明した佐賀県の防災計画の具体的な変更内容などを文書で回答するよう求めています。