「無理か有理か。わからないからただやってみて確かめるだけのこと…」 竹中半兵衛談
作戦とは常にやってみなければわからない。少しでも光明ある限り、
「とりあえずやってみることが大切」と戦国時代の天才が言ってんだから、
まあ、現代の凡人であるオレは従うまでですよ。
ってなわけで、本日の作戦は大分にAM7:30までに着くことが、まず第一歩。
ちなみに、この時間に間に合う最寄り駅からの電車はAM6:39発のやつだけ。
最寄り駅までは歩いて約20分…
とりあえずAM5:30起きだな。
これは有理。だって、オレは朝、起きることにおいて頂点に立つ男だから。
予想通り、AM5:30起床。まあ、こんなもんだろう。
余裕綽々で、準備し、出発。はい、途中でチャンピオン立ち読み。
『刃牙』と『鉄鍋のジャンR』をチェック。余裕綽々。
さて、予定通りの電車に乗り、予定通りにバイト先に到着。
AM7:25には到着。余裕綽々。
今日はいつもの部署でのバイトではなく、総務課のイベント、
某セレモニーに出演するマスコットキャラ・『かぼたん』に入るのがオレのミッション。
前から一度着るぐみってやつに入ってみたかったので、とりあえずやってみようと。
その依頼主が現れた。…はっきり言って仕事が出来なさそうなおっさんである。
「君がOBANA君かね?」やたら偉そうな態度である。
「はい、OBANAと申します!今日はよろしくお願いします!!」偉そうだろうが、ハゲてようが関係ない。
オール・フォウ・マネー。「じゃあ、早速なんだけど、こっちに『かぼたん』あるから」そして、案内された先には本日の相棒になるであろう、『かぼたん』があった。

いや、しかし、
憂いのあるデザインである。
何だか悲しそうだ…。
大分のマスコットキャラの中でも
随一の儚さと言って過言ではない。
早速着てみようとする…あれ?
…。
……。
………。
…………。
小っちゃい。あれ、おかしいな。オレ割とでかいですけど大丈夫ですか?
って聞いたよな、やる前に。何か話違うくない?
これを見てみんなどうせ「あ〜あ、OBANAまた太った?」みたいな
想像をされるかもしれないが、ちょっと違う。
足りないのは
横っていうか縦である。
つまり、
中学1年で買った学ランを高2で着るような状態なのだ。
ツンツルテン。
おやおや、穏やかじゃないねえ。
「あの〜、これ、縦が全然足りないんすけど…?」「あら〜、ホントだなあ。君、大きいから!誰か他の人おらんかなあ。君、心当たりない?」まだ朝8時になってない状態でどんな心当たりを探せと?正気か、このオッサン…。
「いやあ、この時間じゃあ、ちょっと無理ですねえ」「う〜ん、やっぱりそうか。じゃあ、ちょっと君何とかしてみて。
私、話し合いあるからちょっと行くわ」穏やかじゃねえええ!何、この丸投げ感!?あまりの清々しい丸投げにちょっと感動するわ!さて、しかし、オレの信念はいつだって
オール・フォウ・マネー。
無理か有理かこの際とことんやってやんぜ!!
まず、腕のツンツルテンは当日着てた黒の長Tシャツでカバー。
『かぼたん 厚着仕様』ってことで何とかなんだろう。
問題は足である。思い切りジーンズ部分が見えている。
ジーンズ脱いだところで、すね毛が露見し、
余計きしょくなるだけだ。
ここはアルミホイルを巻くことがベストな策かと思われる。
というわけで、アルミをせっせか巻いていく。
と、そんな時、後ろから声をかけられた。
「あの、今日は『かぼたん』の先導をさせてもらう者です。よろしくお願いします」見たところ、20代前半のお姉さんが立っていた。
「あ、どうも、よろしくお願いします」「(足元のアルミを見て)…えっと、何されてるんですか?」うお、思い切り不審そうな視線…。そりゃ、朝早くからアルミ足に巻くなんて、
宇宙人呼ぼうとしてるくらいの謗りは避けられない。
「いえ、実はかくかくしかじか…ってわけなんですよ」「ああ、そうだったんですか。確かに背高いですもんねえ。
『かぼたん』は普通の着ぐるみと比べても小さいですから」ですよねえ。やっぱ、そうですよねえ。
「あのお、良かったら私が入りましょうか?」え?いや、しかし、女性にこんな重労働させるのは…。
「今のままだと変ですから…代わりに私の仕事をしてください」というわけで、オレの『かぼたん』入りは無理と判断され、
お姉さんが本来やる予定だった『かぼたん』の誘導と
セレモニーの写真撮影を行うことになった。
ちなみに、162cmのお姉さんで丁度いい『かぼたん』。
どうやって並みの成人男性が入れようか?いや、入れまい。
ちなみにセレモニーが始まる前、お姉さん、『かぼたん』で
動き回る、動き回る。はっきり言って超ノリノリだ。ホントは入りたかったんじゃねえの?と、恩を忘れてついつい邪推してしまう。

セレモニー開始後は、お姉さんを気遣いつつ、シャッターチャンスを狙う。
「…君、申し訳ないけど、スーツじゃないからさ、離れたとこで撮影してくれない?」うわ!さっきのオッサンがオレに小声で話しかけてくる。
わかったから!
オッサン顔近いから!
小声と近づいて話すはべつだろうがっ!思わず、不快そうな感じが出てしまったのか、オッサンが
「いや、すまない。服装についてごちゃごちゃ言うつもりはないんだが、正式なセレモニーだから」と、少し気遣った風にオレに言う。
いや、オレが不快だったの、そこじゃないから。むしろ、言ってること正しいし。
はぁー、とか何とかやってる内にバイト終了。やれやれ。
後から計算したら、大した金額にもならないし…。
あ〜あ、何だかねえ。金稼ぐってホント楽じゃないだわさ。
作戦、終了。ミッション、半コンプリート。
- 2006/12/02(土) 02:45:38|
- 日々、革命的
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>TPさん
タレント業も楽じゃないっすね…。あれ、フリーサイズにすりゃいいのにねえ。
いつか、TPさんを全国で観れる日が来ると信じてます。
- 2006/12/31(日) 16:52:22 |
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- OBANA #-
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鉱物油とは、ミネラルオイルともいい天然由来の油分で石油を精製して得られる油のことです
http://gazillion.thriftystmartin.com/
- 2008/10/25(土) 02:14:01 |
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