科学【放射能漏れ】「特攻隊…」ヨウ素飲ませ覚悟の命令 放水支援の大阪市消防局+(1/2ページ)(2011.3.25 14:42

[科学]ニュース トピック:放射能漏れ

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【放射能漏れ】
「特攻隊…」ヨウ素飲ませ覚悟の命令 放水支援の大阪市消防局

2011.3.25 14:42 (1/2ページ)
福島第1原発1号機の中央制御室に電源を供給するため、移動式発電機に燃料を補給する東京電力社員=23日(経産省原子力安全・保安院提供)

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福島第1原発1号機の中央制御室に電源を供給するため、移動式発電機に燃料を補給する東京電力社員=23日(経産省原子力安全・保安院提供)

 東京電力福島第1原子力発電所で東京消防庁の放水活動を支援した大阪市消防局の幹部隊員3人が24日、同市役所で会見。現場に突入する隊員に、放射性物質の体内蓄積をある程度防ぐ「ヨウ素剤」を自ら飲ませたエピソードなどを披露し、「自分が代わりたかった」と危険な任務を命じた苦しい心境を吐露した。

 会見したのは、緊急消防援助隊の責任者を務めた千福好伸警防部長と、同原発の敷地内で支援活動をした木村忠彦警備方面隊長、片山雅義警防担当課長代理の3人。

 木村隊長は21日、同原発から南に約20キロ離れた前進基地で、3号機への放水支援のため現場に突入する隊員6人に、ヨウ素剤を口に含ませ水も飲ませた。

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福島第1原発1号機の中央制御室に電源を供給するため、移動式発電機に燃料を補給する東京電力社員=23日(経産省原子力安全・保安院提供)
福島県の東京電力福島第1原発敷地内にある警備員が休憩したりする保健安全センターの入り口付近。壁が壊れ、鉄骨があらわになった=23日(撮影、提供は経産省原子力安全・保安院)
 福島第1原発1、2号機のセキュリティーゲートの外にある道路。3、4号機に海水を注水するためのホースが延びている=23日(撮影、提供は経済産業省原子力安全・保安院)
煙を上げる東京電力福島第1原発3号機。左手前が2号機、右奥が4号機=21日午後4時10分(東京電力提供)
照明が点灯した東京電力福島第1原子力発電所1号機の中央制御室=24日(東京電力提供)
煙を上げる東京電力福島第1原発3号機。左手前が2号機、右奥が4号機=21日午後4時10分(東京電力提供)

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