GX画像ビュア(Gxview)は、保存されている写真(jpg画像)を簡単に見る事が出来るフリーソフトですが、高機能な画像ビュアです。 WindowsXpの付属で、画像のプレビューで起動するFAXビュアで充分と言う方は不要かも知れませんが、フリーソフトながら多彩な機能を装備しているので試して見る手も。 GX画像ビュアは、前作の「HFview」のGXシリーズ版です。GXシリーズの為、jpg画像しか扱えません、ビットマップ(bmp)やgifファイル等を利用する場合は「HFview」を使用して下さい。 GXシリーズでは、ファイル名とは別の画像名が使えます。フォルダ内の画像には「有効」「無効」のスイッチが自由に付ける事が出来ます。 「GX画像ビュア」は「GmanX画像管理」「Gxソート」「グルピーX」でも利用されています。ここでは、Gxviewの機能などについて説明します。 (1) GX画像ビュアのインストール Gxviewをインストールするには、Gxviewのダウンロード から「gxview103.exe」のファイルを任意の位置にダウンロードして実行すると、解凍後、インストールされます。 (2) GX画像ビュアの起動 Gxviewを起動するには、エクスプローラ等で任意のjpg画像名を、マウスの右ボタンでクリックします、 右クリックでマウスの位置にメニューが表示されますので、「Gxview」の項目をクリックすると、起動して、その画像を表示します。 WindowsXpのFAXビュアを起動している場合は、FAXビュアの画像をマウスで右クリックする事でその画像でGX画像ビュアを起動させる事も出来ます。 パソコンに詳しい方は、画像をGxviewの上にドラッグ・ドロップする事で起動させる事も出来ますので、何らかの方法で画像をGX画像ビュア上へドロップさせて起動させて下さい。 GXシリーズの他のソフトを起動している場合は、そちらからも起動出来ます。 (3) 任意の画像を見る 上記の方法で起動して画像を見る事が出来ます。 画像を確認するだけの場合は、その後終了させます。 (4) 画像を見る 通常、画像を見た後に様々な機能を利用したい場合は、GX画像ビュアモードにします。 画像をクリックすると「Gxview」の文字が「Manual」に変わり[▲][▼]のボタンが表示されます。「GX画像ビュアの閲覧処理モード」に移行して高機能GX画像ビュアが利用出来ます。 [▲][▼]のボタンをクリックすると、フォルダ内の画像を次々と表示されます。 「Manual」をクリックすると、[Auto]に文字が変わり、自動で次々と画像が表示されます。 「Manual」を[Shift]+左ボタンでクリックするか、中央ボタンでクリックすると、スライドショーが実行されます。 Gxviewのメニューからは、様々な形式のスライドショーが出来ます。スライドショー の解説を参照して下さい。 見ている画像を回転させる機能も付いています。元の画像を変えてしまう事がないので、画像劣化の心配もなく、安心して気軽に回転する事が出来ます。 (WindowsXpの回転では、画像が回転されて書き換えられるので画質の劣化は避けられない、何度も回転する事は控えた方が良い) 画像を縮小・拡大が出来る、画像をモニタの画像サイズに合わせたり、画像サイズに合わせたりが出来、読み込みサイズを設定する事で、それ以降のサイズを指定出来る。回転した画像を縮小拡大すると元に戻るので、縮小拡大した後に回転させる事になる。 画像を半透明にする事は、何の意味も無い、お遊び心。 フォルダ内の画像リストを表示させる事が出来ます。表示させたリストに簡単移動が出来ます。 リストには、GXモードでは「画像名」が、ノーマルモードでは「ファイル名」が表示されます。 サブウインドウで画像を縮小表示して、次々に画像を表示する機能が付いています。現在表示中の画像はそのままにして、フォルダ内の他の画像を探す時に便利な機能ですが、使い方は様々考えられます。 日付も表示されますが、消す事も可能です。 今見ている画像のフルパスをクリップボードへコピー出来ます。(上級者向け機能) 他のアプリケーションから画像をGX画像ビュアにドラッグドロップする事で、現在の画像とフォルダを変更することが出来ます。[Ctrl]+画像ドラッグで、他のアプリケーションへドロップする事も出来ます。 (5) 画像にマークを付ける GX画像ビュアでは、画像にマークを付けて処理出来ます。次々に画像を閲覧していて、印を付けたい時に、[Enter]キーを押すと画像に赤◎のマークが付きます、何個かマークを付けて、マーク画像のみの処理が行えます、マークを付けた場合は、スライドショーではマーク画像のみのスライドショーとなります。またマークが付いている場合はフォルダ移動出来ません。 (6) ランチャー機能 GXシリーズでは、現在の画像を持って、他のアプリケーションを起動させるランチャー機能が付いています。この機能を利用する事で様々な画像ソフトを簡単に起動させる事が出来ます。アプリケーションを設定する事で「GX画像ビュア」のメニューから起動させる事も出来ます。 勿論、前述のドラッグドロップ操作で起動させる方法も有ります。 他のGXシリーズがインストールされていれば、メニュー操作が可能です。 (7) フォルダ移動 GX画像ビュアは、起動した時の画像が有るフォルダを中心にフォルダ移動が出来ます。 閲覧する時は勿論、スライドショーでもフォルダ移動が出来ます。 フォルダ移動の仕方は、現在のフォルダの画像の閲覧が終わると、次のの画像が有るフォルダを探して移動を繰り返します。この時のフォルダ移動の方法を設定する事が出来ます。 フォルダ移動をしない「固定モード」、起点となるフォルダから同階層のフォルダを水平に移動していく「並列移動モード」、起点となるフォルダから下の階層へ全て移動する「掘下げ移動モード」の3つの移動モードを設定する事が出来ます。 移動モードを設定している時は、キーボードの矢印キーで、好きな時にフォルダを移動させる事が出来ます。 (8) 画像の有効と無効 GXソート(GxSort)で、画像を無効にした場合は、GX画像ビュアでは表示されない様に(画像が削除された様な扱い)なります。有効に戻されると表示される様になります。 無効になっている画像で起動した時はノーマルモードになって画像名ではなくファイル名の扱いになる為に全てのファイルを表示する事が出来ます。 ◆ 画像の無効 今のところ使うことが無いと判断される、不要の画像を削除したり、別のフォルダへ移したりする事なく、GXシリーズでは不要の画像は無効にする事で、フォルダ内に無い様にすることが出来ます。GX画像ビュアでも表示されません。 ◆ 有効な画像 無効にした画像はGXソートを使えば簡単に有効に戻す事が出来ます。無効設定をしていない画像は初期値では有効になっています。GXソートを使ってない場合や、無効設定していない画像は全て有効に扱うことが出来ます。 (9) GX画像ビュアで使えるモード GX画像ビュアには次の3つのモードが有ります。 @ 画像モード 一般的な画像を扱うモードでフォルダ内のJPG画像を指定します。基本的な画像ビュアです。 A GX画像リストモード(GXList) GX画像リストを扱うモードです。既定のフォルダ内の画像を扱うのではなく、ユーザーが作成した画像リストを一つのフォルダ内に有る画像の様に扱うことが出来ます。この場合のフォルダの数に制限が無い為に、色々な位置に保存されている画像を任意に集めたリストが使えます。 Gx画像リストは、Gxソート(GxSort)で簡単に作成出来て、いつでも追加削除が出来ます。 GX画像リストは「GxRunPro」でリストのグルプ化が出来ます。グループ化した場合、GmanXで表示される様になります。 B Gmanフォルダリストモード(GmanList) Gx画像リストのフォルダ版で、任意のフォルダをリストアップして、そのリストのフォルダ一覧が同階層に水平に配置されている感覚で扱う事が出来ます。GX画像リストが画像のリストなのに対して、Gmanフォルダリストは、フォルダのリストになっています。実際のフォルダ構成とは違い、他のディスク、別の階層のフォルダを一つのフォルダ内に集めた様に扱う事が出来る為、好きなリストが作成出来てとても便利な機能です。 Gmanフォルダリストは、GmanX画像管理やGxソート(GxSort)で簡単に作成出来て、いつでも追加削除が出来ます。 GX画像ビュアは通常のフォルダ感覚でリストを閲覧したり、スライドショーをしたりする事が出来ます。 (10) スライドショー GX画像ビュアのスライドショーには、次の形式のスライドショーが出来ます。 @ Auto 通常のスライドショーとは違って、全画面では無く、GX画像ビュアのウインドウフォームで実行されます。この為に他のアプリケーションと一緒に実行出来る為に大きな画面のモニタを使うと、他の作業をしながら、下地でスライドショーを実行出来ます。ながら族にはもってこいの作業が出来ます。ワープロで文章を書きながら、空いている部分で取り込む画像を探すなど・・・。 A 通常のスライドショー 一般的な全画面を使った背景が黒色で画像を1枚ずつ表示していくスライドショーです。 GX画像ビュアのスライドショーでは、フォルダやリストにタイトルを付ける事が出来て、タイトルを表示する事が出来ます。スライドショーのタイトルとしても使えます。 各画像にはコメントを付ける事が出来て、画像にコメントを付けて表示が出来ます。コメントが無い場合は画像名と、スライドショーの総数とカウンタ数が表示されます。画像の注釈に便利な機能で、コメントはグルピーXを使うと簡単に記述出来ます。コメント文の色やサイズの変更も個別に出来ます。 パスに関してもモードにより違う表示が付きます。 B ランダム スライドショー 画像をランダムに表示します、この場合は一度表示された画像は再度表示されないので、全ての画像を表示すれば終了します。この場合フォルダ移動はしません。 C マーク スライドショー マークの付いた画像のみでスライドショーをします。全てのマークの付いた画像を表示すれば終了します。この場合フォルダ移動はしません。 D クイック スライドショー 超高速でスライドショーを実行します。スライドショー中に使用するクイックモードより高速になります。ハードの能力により、それほど速くならない場合も有ります。 E フォルダ移動スライドショー フォルダ移動モードが設定されている時に、一つのフォルダ内の画像は先頭の1枚のみを表示して、次のフォルダへ移動していくスライドショーで、大量の画像が沢山のフォルダ内に保存されている場合に内容を見る時に便利です。フォルダの確認でも使います。 F コメント閲覧スライドショー コメントの有る画像のみを探して、スライドショーを行います。コメントが無い画像は表示されません。フォルダ移動モードに沿って移動しますが、最初のフォルダにコメントが無い場合は利用できません。 スライドショーを実行した後に、スライドショー再生リストが作成されます。再生リストはメモ帳を使って見る事が出来ます、GX画像ビュアのメニューからも見る事が出来ます。次のスライドショーを実行すると上書きされますので、必要な場合は、他に保存してください。 再生枚数、再生時間等のデータも記述されます。 (11) 画像編集 GX画像ビュアでは、画像を直接編集する事は出来ませんが、画像編集ツールを使って編集を行うことが出来ます。編集ツールは各自お持ちのツールを登録する事が出来ます、特にお持ちでない方は、Windowsのペイントが起動します。 編集メニューに画像の「コピー」が有り、現在表示している画像をクリップボードに取り組む事が出来ます。この場合、表示されている物がコピーされるので回転、縮小の画像をコピー出来ます、透明度設定は無視されます。 尚名前に回転Swを付けた場合、自動的に回転して表示されますが、実画像は変更されてません。 『 GXシリーズのダウンロードの頁 』をご利用下さい。 『 GXシリーズの解説 』は下記をご参照下さい。★ GmanXって何?★ はじめてのGmanX基礎解説 ★ GmanX操作リファレンス ★ GmanXのマニュアル』 ☆ GmanXのマニュアル(PDF版) ☆ GXソートのマニュアル(PDF版) ☆ GXビュアのマニュアル(PDF版) Tecproホーム GX画像ビュアのダウンロード |