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府議会議長、大震災「天の恵み」 咲洲庁舎被害で問題発言
2011年03月21日13時45分
大阪府議会の長田義明議長が、東日本大震災で湾岸部の府咲洲(さきしま)庁舎(大阪市住之江区)に被害が出たことに関連し「(震災は)天の恵み」などと発言していたことが21日、分かった。長田議長は橋下徹府知事が推進する同庁舎への全面移転構想に反対している。
長田氏は取材に対し「地震が起きてよかったとの趣旨ではなく、その場でも『言葉は悪いが』と断っている」と釈明。「支援者を前にした発言とはいえ、出してはいけない言葉だった。被災者の方々におわびしたい」と謝罪した。
長田氏は4月の府議選に自民党公認で立候補を予定。20日に行われた同市鶴見区の事務所開きのあいさつで東日本大震災に触れ、「大阪にとっては天の恵み」「知事の考えが間違っていたことが示された」と発言した。
府咲洲庁舎(旧大阪ワールドトレードセンタービルディング)には昨年府庁の一部機能が移転。震災でエレベーターが緊急停止し、壁面パネルが損傷した。
長田氏は取材に対し「地震が起きてよかったとの趣旨ではなく、その場でも『言葉は悪いが』と断っている」と釈明。「支援者を前にした発言とはいえ、出してはいけない言葉だった。被災者の方々におわびしたい」と謝罪した。
長田氏は4月の府議選に自民党公認で立候補を予定。20日に行われた同市鶴見区の事務所開きのあいさつで東日本大震災に触れ、「大阪にとっては天の恵み」「知事の考えが間違っていたことが示された」と発言した。
府咲洲庁舎(旧大阪ワールドトレードセンタービルディング)には昨年府庁の一部機能が移転。震災でエレベーターが緊急停止し、壁面パネルが損傷した。
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