冨安民浩県議 坂本登県議 花田健吉県議 |
4月1日告示、10日投開票の県議選(任期満了4月29日)を控え、日高郡選挙区(定数3)から立候補する、いずれも自民党現職の冨安民浩氏(63)=当選5回、日高町高家=、坂本登氏(64)=同3回、みなべ町南道=、花田健吉氏(52)=同2回、印南町印南原=が20日、そろって後援会事務所開きを行い、国会議員や首長ら来賓をはじめ多くの支持者が参集。3期連続の無投票が確実視されるが、3陣営とも「油断できない」と気を引き締めた。開式に先立ち、出席者全員で東日本大震災の犠牲者に黙とうし、冥福を祈った。
冨安民浩陣営 日高町荊木88の1の後援会事務所で行い、寒川賢蔵後援会長が「昨年、県議会議長として和歌山県、日高地方発展に力を発揮した。今後ともご支援お願いします」とあいさつ。鶴保庸介参議院議員、中善夫日高町長、二階俊樹・二階俊博代議士秘書らも支援を呼びかけた。 冨安県議は「皆さんのご支援、ご協力のお陰で県政において影響力のある立場にしていただいた。その立場を活用し、与えられた議席の機能を果たしながら一次産業の振興、特に鳥獣害対策に全力を挙げることをお約束します。この国のあり方を再構築し、これからの地方をどうしていくかを考える分岐点にある。和歌山の政治、地方の歩みを確かな方向に持って行く責任を負っており、振り返ったときに『間違いなかった』と言われるよう全力を挙げる。皆さんのお支えをいただき、選挙を戦うつもりで一生懸命がんばります」と決意を述べた。 坂本登陣営 みなべ町気佐藤414の8の後援会事務所で行い、小川勇後援会長が「昨年、県議会副議長を務め、県政発展に尽力した。皆さんのご支援をお願いします」とあいさつ。鶴保庸介参議院議員、二階俊樹・二階俊博代議士秘書らも支援を呼びかけた。 坂本県議は「現場で多くの声を聞き、議会で現状を訴え、対策を求めてきた。今、和歌山、地方が何をするかが問われている。県外に仕事を求める人たちに、いかにふるさとに残ってもらえるようにするかが大事。企業誘致など働く場の確保、教育環境の整備充実、一次産業の振興、医療福祉の充実に全力を挙げたい。道路整備や河川改修なども進め、災害の起こらない安全で安心して暮らせるまちづくりを進めていきたい。初心を忘れることなく『のぼるはやります、走ります』のスローガンを今後も貫き、和歌山、ふるさとの活性化に全力を尽くします」と決意を述べた。 花田健吉陣営 印南町印南2245の後援会事務所で行い、朝間諭後援会長が「戦わずして勝つのが最高だが、政治は水もので予断は許さない。花田本人も闘志満々で皆さんのご支援をお願いします」とあいさつ。鶴保庸介参議院議員、藤本良昭印南町議会議長、二階俊樹・二階俊博代議士秘書らも支援を呼びかけた。 花田県議は「東日本大震災は他山の石ではなく、政治家が想定外と逃げるわけにいかない。喫緊の課題として地震、津波の基準をすべて見直し、認識を新たにすることから始めなければいけない。和歌山の持っているポテンシャル、力を発揮し、活力あるふるさと発展のために力を尽くしたい。御坊日高地方は高速道路、日高港があり、関空や白浜空港にも近い。こられインフラを利用して世界に向かって発信し、次の世代に豊かなふるさとを築いていきたい。心を新たにふるさと発展へ全力をあげる」と決意を述べた。 |