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’11統一地方選:知事選 前回選と同じ戦いか あす告示、来月10日投開票 /鳥取

 任期満了に伴う知事選が24日告示され、統一地方選がスタートする。現職の平井伸治氏(49)と、新日本婦人の会県本部会長の新人、山内淳子氏(68)の無所属2氏が出馬表明しており、前回選と同じ顔ぶれになりそう。投開票は、4月1日告示の県議選と同じ同10日。4月19日には、日吉津村長・村議のダブル選、日野と日南の2町議選が告示され、いずれも24日に投開票される。

 知事選を巡っては、昨年10月末に自民党県連と15町村長でつくる「県自治同志会」が平井氏に出馬要請。平井氏は11月4日に出馬表明した。「県民党」を掲げ政党推薦を受けていないが、自民党県連と公明党県本部は「支援」を表明。独自候補擁立を見送った民主党は自主投票の構えだが、支持母体の連合鳥取が推薦を決め、県議が個別に支援に回っており事実上の相乗りになりそう。

 一方、共産党県委員会は、新日本婦人の会県本部など13団体からなる「明るい民主県政をつくる会」としての候補者擁立を進めてきたが、人選が難航。山内氏の再登板表明は今月15日にずれ込んだ。

 知事選の立候補届け出は、24日午前8時半~午後5時、県庁第2庁舎で。第一声は、平井氏が午前8時40分から鳥取市戎町の、山内氏が午前9時から同市西品治の事務所でそれぞれ行う予定。【遠藤浩二】

 ◇立候補受け付け、リハで流れ確認 2陣営を想定し県選管職員

 県選管は22日、立候補受け付け事務のリハーサルを県庁第2庁舎で行った。2陣営が立候補を届け出ると想定し、約20分で当日の事務の流れを確認した。

 県選管の職員15人が配置に付き、陣営関係者役の職員2人が来場するところからスタート。くじで届け出順を決めた後、必要書類を確認。胸章や街頭演説用標旗など「七つ道具」を手渡した。

 伊藤友昭事務局長は「順調にいったが、さらにスピードアップできるように手順を確認してほしい」と職員らに求めた。【遠藤浩二】

毎日新聞 2011年3月23日 地方版

 
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