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【政治】

統一選、震災配慮で異例選挙戦に 12知事選24日告示

2011年3月23日 20時08分

 北海道や東京、福岡など12都道県知事選が24日告示され、第17回統一地方選が幕を開ける。東日本大震災の影響で岩手県知事選は延期。多くの政党幹部が24日の「第一声」を見送るほか、選挙カーの使用自粛や街頭演説を中止する動きが広がっており、4月10日の投開票に向けて異例の選挙戦となりそうだ。

 東京都知事選で都議会民主党がワタミ前会長、渡辺美樹氏への支援を23日に決定。民主党系候補と自民党系候補が競る対決型は北海道、三重と合わせ3都道県となった。

 これまでに現職9人と新人31人の計40人が立候補を表明し、うち5人が女性。昨年の参院選以来の大型選挙だが、選挙の構図はなかなか固まらなかった。東京都知事選では不出馬とされた現職石原慎太郎氏が一転、11日に4選を目指すと表明。さらに告示2日前の22日に、やはり不出馬の意向と伝えられた前宮崎県知事の東国原英夫氏も立候補の意思を明言した。

 神奈川県知事選も、現職が東京都知事選へのくら替えを表明し、その後撤回。そのまま引退し、新人2人が16日に出馬表明するなど「駆け込み」が相次いだ。

 事実上の与野党相乗りは神奈川、福井、鳥取、徳島、福岡、佐賀の計6県。民主党は奈良、島根、大分で独自候補擁立を断念するか、自主投票を決め「不戦敗」となった。

(共同)
 

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