3選を目指す広瀬勝貞氏(68)に対し、共産公認の三重野昇氏(72)が挑む。前回と同じ顔ぶれの選挙戦となる。広瀬氏は行財政改革への取り組みや企業誘致など実績を強調。社民党が党本部推薦、公明党も県本部で推薦を決め、自民党も地方議員らが支援する。独自候補擁立を見送った民主党は「首長選では推薦を出さない」との県連方針により、自主投票となった。
三重野氏は県教委の教員採用汚職事件や大手メーカーの派遣社員切りなどの問題を取り上げ、広瀬県政を追及。共産支持層以外にも支持拡大を目指す。【梅山崇】
毎日新聞 2011年3月24日 14時13分