府議選、京都市議選 告示まで1週間
統一地方選前半戦の京都府議選、京都市議選告示(4月1日)が1週間後に迫った。昨夏の参院選挙以来、初の大型選挙で、政権交代の評価や菅直人政権の行方を占う大切な選挙になる。地方分権が進みつつある中、地方議会の在り方が問われ、地方から変革を訴える地域政党がどこまで支持されるかも注目される。東日本大震災の復興や防災対策も大きな争点になりそうだ。
府議選(定数60)は96人(現職50人、元職2人、新人44人)が立候補を表明。定数は2減したが、ほぼ前回(97人)並みの候補者になりそう。新人は前回(48人)より4人少ない一方、女性候補は2人多い16人の見込み。京都市中京区は無投票の公算が大きい。
党派別は、自民党は前回と同数の27人、4選挙区で複数候補を擁立した民主党は9人多い23人を立てる。共産党は全25選挙区で28人が挑む。公明党は1人少ない5人、社民党は1人、初めて挑むみんなの党は2人を立てる。無所属は民主推薦の3人を含め10人が名乗りを上げている。
京都市議選(定数69)は前回91人を上回る98人(現職61人、元職2人、新人35人)が立候補を表明、1991年以来20年ぶりに無投票がなく全11選挙区で選挙となりそうだ。現職は前回より6人多く、新人も3人増。女性候補は前回と同数の17人となる見込み。
党派別は、自民党は前回より1人少ない24人、共産党は1人多い24人、民主党は1人増やし過去最多20人を擁立する。公明党は前回と同じ12人、社民党は2人で臨む。みんなの党は3人、地域政党「京都党」は8人を立て初めて挑む。無所属は前回(8人)より少ない5人が立つ予定。
【 2011年03月25日 10時34分 】
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