複数の英単語を使って全文検索する際に、英語の熟語として検索することが出来ます。「go on」のように2語でも「live it up」のように3語でも検索できるだけでなく、＊（アスタリスク）や？（クエスチョンマーク）を使って、「get one's hands on」のように検索する語句（この場合はgetとon）の間に何か別の語句（この場合はone'sとhands）が入るパターンでも検索することが出来ます。なお、＊は0語以上の単語、？は1語以上の単語が存在することを意味します。つまり「get * on」では「get on」も検索しますが、「get ? on」では「get on」は検索しません。

「get ? on」を英語熟語として全文検索します。

該当箇所（この場合は「get」から「on」まで）を反転表示します。

１．大文字・小文字を区別する
チェックを入れると大文字・小文字を区別して検索します。

２．〜を見出し語と差し替えて検索
英和辞典では、本文中で見出し語を「〜」に置き換えて表示していることがありま す。チェックを入れると「〜」を見出し語と差し替えて全文検索の対象とします。[英 語熟語として検索]を選択した場合に指定できます。辞典や文字列の組み合わせによっ ては、「〜」を見出し語と差し替えて検索できない場合があります。 [〜を見出し語 と差し替えて検索]オプションは、本文中の「〜」を見出し語の文字列に 置き換えた 状態で、検索文字列に一致する場合にのみヒットします。[英語熟語として検索]を選 択した場合に指定できます。

３．英語の外字をテキストに置き換えて検索
英和辞典の本文中でアクセントが付いてる文字など外字として表示してある文字は、 通常は全文検索の対象となりません。チェックを入れると外字をテキストに置き換え て、全文検索の対象とします。[英語熟語として検索]を選択した場合に指定できます。

４．（と）および「と」で囲まれた文字を検索対象から除外する
英和辞典では ( と ) で囲まれた語句は直前の語句の置き換え可能な語句、[ と ] で囲まれた語句は省略可能な語句を意味することがあります。チェックを入れると ( と ) および [ と ] で囲まれた文字を全文検索の対象から除外します。[英語熟語として検索]を選択した場合に指定できます。

検索メニューの「本文内検索」を選び、複数のキーワードで本文内を検索することができます。検索メニューの「次を検索」または「前を検索」を選択すると次に（前に）ヒットした語句を反転表示するので、本文が長い場合やヒットした語句が複数存在する場合でも該当箇所がすぐに分かります。複数の語句で全文検索した後に「次を検索」または「前を検索」した場合も、キーワードやオプション設定は自動的に引き継がれます。「本文内検索」ダイアログでキーワードを変更することもできます。

複数の英単語を使って、英語熟語として検索することが出来ます。2語でも3語でも検索できるだけでなく、＊（アスタリスク）や？（クエスチョンマーク）を使って、検索する熟語間に不特定の別の語句が入るパターンでも検索することが出来ます。 なお、＊は0語以上の単語、？は1語以上の単語が存在することを意味します。つまり「get * on」では「get on」も検索しますが、「get ? on」では「get on」は検索しません。
キーワード検索した後に本文内の英語熟語を検索する場合に有効です。また、全文検索で英語熟語検索した後で使用すると、全文検索で使用した単語や条件をそのまま引き継いで検索することができます。

英和辞典で、本文中でアクセントが付いてるアルファベットなど外字として表示してある文字は図版の一種であり、通常は全文検索の対象となりませんが、「英語の外字をテキストに置き換えて検索」をチェックすると外字をテキストに置き換えて検索します。Ver.2.1.3では英語熟語として検索する場合のみ有効でしたが、Ver.2.1.4.1では「すべてを含む」「いずれかを含む」を選択した時も英語の外字をテキストに置き換えて検索することができます。

目次検索の項目リスト中で下位に子項目を含む項目の先頭には△マークを表示します。△マークをクリックすると下位の階層を開き、子項目を表示します。再度クリックすると下位の階層を閉じます。

項目リストの「III序と時間」の先頭の△マークをクリックします。

上のように下位の階層の項目を表示します。

検索頻度の高い単語を自動的に登録し、「単語帳」ウインドウで簡単に参照することができます。見出し語・登録日時・辞典名・自動登録or手動登録でソートしたり、見出し語の文字種や辞典で絞り込むことも出来ます。

自動登録のオン／オフや自動登録する検索回数の変更は「環境設定」の「単語帳」タブで行ないます。

単語帳への登録は手動で行なうこともできます。単語帳には全ての辞典を合わせて1000語まで登録することができます。

検索後、ツールメニューから「単語帳へ登録」を選択します。または、項目リスト中の単語を右クリックし、「単語帳へ登録」を選択します。

アクセント付きの英字など、これまで外字（図版）として表示していた文字をフォントとして表示することができます。きれいで見やすいだけでなく、他の文書にコピーペーストしても文字化けすることがありません。なお、2005年12月辞典でUnicodeBMPに対応している辞典は「心理学辞典V2」のみです。また、UnicodeBMP領域で表現できない文字およびDDCEviewerについては、従来どおり外字として表示します。

従来の表示

UnicodeBMP対応版での表示

365日の辞典の2006年版を同梱しています。

新しい検索方法として、関連語検索を追加しました。本文中の重要なキーワードを元に高速かつ高い精度で逆引きすることができます。関連語検索では、完全一致検索だけでなく前方一致・後方一致・部分一致検索も可能です。

広辞苑第五版で「蝶」を関連語検索したときの例です。前方一致で検索したので、「蝶」だけでなく「蝶番（ちょうつがい）」も検索対象になります。

比較するために広辞苑第五版で「蝶」をキーワード検索で前方一致検索したときの例です。「蝶」および「蝶」から始まる単語のみ検索します。

日本語大シソーラスで「蝶」を関連語検索したときの例です。キーワード検索した場合と異なり、最下層の本文を直接参照することができます。関連語検索後に絞り込み検索によってさらに検索対象を絞り込んでいくこともできます。

広辞苑第五版で「蝶」を関連語検索した後に「青」で絞込検索を行なったものです。

関連語検索は関連語検索インデックスを持つ辞典で使用できます。2006年1月時点で関連語検索インデックスを持つ辞典は「広辞苑第五版＋日本語大シソーラス」（2006年1月27日発売予定）に含まれている以下の辞典のみです。

・広辞苑第五版
・日本語大シソーラス
・365日の辞典 2006年版

既に単体で発売されている上記辞典および他の辞典で関連語検索インデックスが作成可能な辞典については、追加インデックスの開発と登録ユーザー様向けの無償公開を今後随時行なう予定です。

なお、「365日の辞典 2006年版」についてはキーワード検索と関連語検索インデックスの付いたインストーラを公開します。既に2006年版をお持ちの方でもキーワード検索と関連語検索が出来ない場合は、改めてダウンロードしてご利用ください。なお、日付で検索する場合はキーワード検索を、記念日の名前等で検索する場合は関連語検索を選択してください。日付は「1月27日」のように、算用数字と「月」「日」を組み合わせてご入力ください。

関連語検索インデックスを持たない辞典で関連語検索を行なった場合、自動的に検索方法をキーワード検索に変更して検索します。グループ検索したり、関連語検索をメインに使用する場合に便利です。

「ツール」メニューから「環境設定」を選び、「検索/入力」タブの「関連語検索時に関連語インデックスがない場合、キーワード検索を行なう」オプションにチェックを入れてください。初期設定ではオフになっています。

キーワード検索および関連語検索後に合致した検索語句をハイライト表示します。合致した箇所に自動的にスクロールして反転表示するので、関連語検索を利用する場合に便利です。

ハイライトした場合、そのまま本文内検索に移行することも出来ます。「検索」メニューの「次を検索」を選択するか「F3」キーを押すと、続けて本文を検索します。

ハイライト表示は、「環境設定」の「検索/入力」タブでオン/オフを変更できます。初期設定ではオンになっています。

本文から目次を逆引きすることができます。検索後にツールバーの「目次参照」ボタンをクリックするか、表示メニューの「目次を参照」を選ぶと、自動的に目次タブに切り替わり、検索した語句の目次を表示します。検索した語句の目次中の位置を確認できるので、関連する項目を効率的に参照することができます。目次検索のできる辞典で有効です。

現代用語の基礎知識2006年版で「介護保険」を検索したところです。赤枠で囲んだ「目次参照」ボタンをクリックします。

項目リストが自動的に「目次」タブに切り替わり、該当する目次を表示します。

「現代用語の基礎知識2006年版」には目次リンクが埋め込んであり、本文中の見出し語の右横の「↑」をクリックすると、一つ上の階層の目次を表示します。目次タブを使わずに本文中から目次をたどることが出来るので、特にWindowsCE版で有効です。

現代用語の基礎知識2006年版で「介護保険」を検索したところです。本文の一番上の行の見出し語「◆介護保険（longterm-care insurance）〔社会保障問題〕」の右横の「↑」をクリックします。

「介護保険」の一つ上の階層の目次を表示します。同様に「↑」をクリックするとさらに一つ上の階層の目次を表示します。

同じく「現代用語の基礎知識2006年版」の本文中には100以上のホームページアドレス（通常は緑色の参照文字として表示されます）が埋め込んであり、クリックするとInternet Explorerを起動して、指定されたホームページを開きます。URLを検索するときは全文検索で「http://www」を検索してください。なお、インターネットの世界は日々刻々変化しており、検索した時期によってはホームページが閉鎖されていたり、移動している可能性もございます。悪しからずご了承ください。

全文検索で「http://www」を検索します。

項目リストにホームページアドレスを含む項目が一覧表示されます。この時、「検索」メニューで「検索結果を保存する」を選ぶと、次回から簡単にホームページアドレスを含む項目を参照することが出来ます。本文中のハイライト表示されたURLをクリックします。

Internet Explorerを起動して、指定されたホームページを開きます。

しおり・マーカーの登録件数の上限を無くしました。ただし、しおり・マーカーの件数によって必要なメモリの量は増加します。速度が低下する場合は、メモリを増やすことをお勧めします。

Windowsサイドバーに準拠した「HD辞典ガジェット」を添付しており、サイドバーから簡単な検索とDDviewerの起動を行うことができます。HD辞典ガジェットはWindowsサイドバーを搭載しているWindows Vistaの32Bit版でのみ動作可能です。

上段の左から2番目がHD辞典ガジェットのアイコンです。

HD辞典ガジェットで「バリアフリー」を検索した所です。本文は最大50文字まで表示できます。続きを読む場合は「詳細を表示」をクリックします。

「詳細を表示」をクリックするとDDviewerを起動して検索します。

[ツール]メニューから[環境設定]を選び[起動]タブの[起動および終了時に履歴を消去する]にチェックを入れるとDDviewerの起動および終了時に検索履歴を全て消去します。

クイックスタート機能を設定すると、パソコンの起動と同時にバックグラウンドでDDviewerを起動するので、素早く辞典を起動・検索することができます。クイックスタートは、インストールの最終画面またはインストール後に「ツール」メニューから「環境設定」を選び、「全般」タブで設定します。辞典を頻繁に使用される方にお勧めです。