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2011年3月24日(木) 19:20 |
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2人殺害の男死刑確定へ
岡山・広島両県で金品目当てに2人を殺害したとして、強盗殺人などの罪に問われた男の裁判で、最高裁は被告側の上告を棄却しました。 これで、二審の死刑判決が確定することになります。
この事件は、広島県出身で住所不定無職の片岡清被告が、2003年に広島県内で一人暮らしの女性宅に侵入し、女性の首を絞めて殺害、また2004年12月にも井原市のそば店店主の男性の頭を殴って殺害し、財布を奪ったとされるものです。 一審の岡山地裁は無期懲役としましたが、二審の広島高裁岡山支部はこれを破棄し、死刑判決を言い渡していました。 24日の判決で、最高裁第1小法廷の桜井龍子裁判長は、「高齢で、反省や謝罪の態度を示している点を考慮しても死刑はやむを得ない」として、被告側の上告を棄却しました。 これにより、片岡被告の死刑が確定します。
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