中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > スポーツ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

東京中日功労賞に松田寛次さん

2011年3月25日 紙面から

中日スポーツ・東京中日スポーツ功労賞を受賞した(左から)岡崎葵ボーイズの岡田良二監督、高村治・小学部代表、トヨタ自動車陸上長距離部の佐藤敏信監督、愛知フットボールクラブの浅野洋一代表、東京マスターズ陸上競技連盟の松田寛次副会長=中日新聞社で

写真

 関東地方のスポーツ振興やスポーツによる青少年の健全育成に貢献した個人や団体、または顕著な成績を残した選手や指導者に東京中日スポーツが贈る「第5回東京中日スポーツ功労賞」の贈呈式が24日、名古屋市の中日新聞社で行われ、松田寛次・東京マスターズ陸上競技連盟副会長(84)が表彰された。

 スッとのびた背筋。かくしゃくとした語り口。御年84歳の松田寛次さんに「老い」の色はみじんも感じられない。東京マスターズ陸上競技連盟の副会長などの要職を務める一方で、自らも現役バリバリのマラソンランナー。はやりのアンチエイジングを地でいっている。

 マラソンに目覚めたのは、還暦近くの58歳。「それまでは剣道をしていましたが、剣道には道場も相手も必要だし、道具は高価。マラソンならどこでもできる」。さらに60歳でたばこをピタリとやめ、夜明け前のランニングを日課とした。

 「それまではハイライトを3箱吸ってましたがやめました。今も朝3時に起きています。人がやらないことをやることに意味がある」と松田さん。これまでにフルマラソンを40回以上完走したという。

 2013年の東京国体に向けてジュニアの育成にも携わり、公私ともに大忙し。松田さんはさわやかに笑う。「青春は心の持ちようだと思っています」。84歳にして気持ちは青春真っ盛り。エネルギッシュな“青年”はまだまだ走り続ける。 (木村尚公)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ