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【芸能・社会】

ハイパーレスキュー隊 隊長の娘 涙 父は誇り グラドル・高山智恵美

2011年3月25日 紙面から

会見で「父を誇りに思う」と話した高山智恵美=東京・渋谷の所属事務所で(梅津忠之撮影)

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 福島原発の事故現場で活躍した東京消防庁第8方面ハイパーレスキュー隊の高山幸夫総括隊長の娘でグラビアアイドルの高山智恵美(19)が24日、東京・渋谷の所属事務所で会見し「お父さんは誇りです。いつも家族のために命をかけて働いてくれてありがとう」と涙ぐんだ。

 ブログで高山隊長の娘であることを明かした智恵美は「いつも命がけで仕事しているお父さんのことを他の人にも知ってもらいたかった」と説明。多くの人から感謝の言葉が寄せられ「みんなありがとう。私の心も温かくなりました」と笑顔もみせた。

 仕事で地方出張中に父の福島出動を知らされた智恵美は「心配で何も考えられなかった。まさか自分の父が行くと思わなかった」。その後、無事帰宅して就寝中だった父の枕元に手紙を置き「お疲れさま、ありがとうの気持ちを込めて『お父さんは誇りだよ』と書きました」。翌日、ふだん家では無口な父から「手紙ありがとう。うれしかったよ」と声をかけられたという。

 毎朝、笑顔で父を送り出しているという智恵美は「毎日帰ってくるのが当たり前じゃない仕事。今回は本当に任務の大切さがわかった」としみじみ。放射線の影響について「後から出てくるので。今できることをたくさん親孝行したい」と気遣った。

 グラドルの仕事について父からは「自分のやりたいことなら応援する」と言われているそうで、兄は4月から父と同じレスキュー隊員の仕事に就くという。

 

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