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【格闘技】

4月8日3大世界戦は神戸で 大震災で会場変更

2011年3月25日 紙面から

試合会場変更の会見をする(左から)西岡、浜田代表、粟生=東京都新宿区の帝拳ジムで

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 帝拳ジムは24日、4月8日に行う3大世界戦の試合会場を当初予定していた東京・両国国技館から兵庫・神戸ワールド記念ホールに変更すると発表した。東日本大震災の影響による観客や選手、関係者の安全確保が理由。試合カードやテレビ中継に変更はない。残りわずかとなっていたチケットは払い戻しとなる。

 会見したWBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(34)は「震災の報道を見て精神的に落ち込むし、気持ちがそっちにいってしまう」と心境を吐露。続けて「しっかり切り替えて、被災者の方も僕も前に進むのが一番。今できることは試合で全力を尽くすこと」と神妙に話した。

 同席した同スーパーフェザー級王者粟生隆寛(26)も「自分たちのできることをやっていきたい。今は試合に向けて練習するだけ」と意気込んだ。両王者は「少しでも勇気を与えるような試合をしたい」と声をそろえた。

 3大世界戦では同フェザー級王者長谷川穂積(30)の初防衛戦も行われる。 (森合正範)

 

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