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自慢の脚力…東国原氏、走って“節電選挙”

 支援者とともに「がんばろう!」を三唱する東国原英夫氏(中央)=東京・新宿区
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 支援者とともに「がんばろう!」を三唱する東国原英夫氏(中央)=東京・新宿区

 東京都知事選(4月10日投開票)への立候補を表明した東国原英夫前宮崎県知事(53)が23日、東京・新宿区で事務所開きを行った。東日本大震災の影響で節電が急務の問題となる中、「持ち味は体力。東京中を駆け回ろうと思う」と東京中を自らの足で走りながら遊説する“節電選挙”を計画している。

  ◇  ◇

 22日の出馬会見から一夜明け、東国原氏は都内の選挙事務所で「日本に漂う閉そく感を打破するには奇跡が必要」と支持者50人を前にあいさつした。

 秘策は節電選挙を実現する“1人東京マラソン”だ。震災と福島第1原発の事故で、電力不足とガソリン不足に悩まされている状況下での選挙戦。街宣カーからスピーカーで名前を連呼する通常のやり方では、有権者からの反感を買うだけだ。

 陣営も、ガソリン車による街宣カーは使わず、現在、LPガスを使うLPG車を手配中。それまではもっぱら東国原氏自らが、自慢の脚力を生かし、東京中をマラソンしながら、遊説したり、後援会に出向いたりする“節電選挙”スタイルをとる。

 東国原氏は過去にフルマラソンを何度も完走し、最高タイムは3時間6分台。マニフェストにも「大晦日カウントダウンマラソンの首都高での実施」を掲げている。東京マラソンも08、09年と完走した実績を持ち、コースならぬ遊説先の下見を含めたリハーサル?も万全だ。

 本人も「最近は走れていなかったから、選挙期間中に2、3時間まとめて走れるのが楽しみ。東京縦断ならできそう」と遊説ランに胸を躍らせる。告示日のきょう24日には東京・西新宿を皮切りに、渋谷、池袋などで演説を行う予定だが、早速、自転車とジョギングで巡る。

 「自分の持ち味は気力と体力。東京を駆け回って、都民と膝をつき合わせて対話したい」と高齢が懸念されるライバル・石原慎太郎現知事(78)をけん制。告示2日前の出馬表明から、イッキの追い込みを決め、当選というゴールテープを切れるだろうか。

(2011年3月24日)

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