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粟生に迷いなし「神戸はゲンがいい場所」

 トリプル世界戦の会見に臨んだ西岡(左)、浜田代表(中央)、粟生(右)=東京・神楽坂の帝拳ジム
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 トリプル世界戦の会見に臨んだ西岡(左)、浜田代表(中央)、粟生(右)=東京・神楽坂の帝拳ジム

 4月8日に東京・両国国技館で予定されていたボクシングの「トリプル世界戦」が東日本大震災の影響で、会場を神戸ワールド記念ホールに変更して開催されることが24日、発表された。

 初防衛戦に臨むWBC世界Sフェザー級王者・粟生隆寛(26)=帝拳=に迷いはなかった。09年12月に長谷川穂積(30)=真正=の前座として神戸ワールド記念ホールのリングに上がっている。判定勝利を収めている粟生は都内で会見し、「ゲンのいい場所」と話し、「地震の直後は落ち込んだけど、今は気持ちを切り替えて集中できている。あと2週間、しっかり仕上げたい」と意気込んだ。

 被災地の宮城県に、学生時代の先輩と友人が住んでいたが、安否は確認できた。自身のブログに多くのファンから応援メッセージが届いたといい、「被災地の方に少しでも元気を出してもらえるような、勇気を与えられる試合をしたい」と言葉に力を込めた。

(2011年3月24日)

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