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お笑いコンビ・スリムクラブの内間政成(34)が23日、宮城県仙台市で被災した身重の妻(35)について「(無事が分かった時は)涙が出た」と地震発生当時の心境を語った。夫人は28日に第1子を出産予定で、準備のため同市に帰省したところ、震災に遭遇した。子どもは女の子であることも分かり、世那(せな)ちゃんと名付けたことも明かした。
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内間はこの日、地元・沖縄で開催中の「第3回沖縄国際映画祭」(27日まで)で行われた東日本大震災の復興支援募金に参加。発生直後のことを語った。
夫人とは11日にメールでいったん連絡を取り合ったものの、その後は音信不通に。14日午後4時51分に「お母さんと一緒にいて大丈夫」とのメールが届き、地震から丸3日以上経過して無事が確認できた。
臨月の妻を襲った地震。内間は「悪い想像もしていたのでメールが届いた時には涙が出ました」と素直な気持ちを吐露した。
相方の真栄田賢(35)も「(内間から)話を聞いていたので到底、(地震は)人ごととは思えない。自分にできることは何でもやっていきたい」とこの日ばかりは真剣な表情で募金を呼びかけた。
夫人は21日に都内の自宅に戻った。しかし、入れ違いで内間が沖縄入りし、いまだに対面は果たせぬまま。
内間は28日に帰京予定で「会ったら言葉をかけるよりも抱きしめたいですね」と照れ笑いを浮かべていた。
(デイリースポーツ提供)
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