福島第一原発、放水や電源復旧作業続く

福島第一原発、放水や電源復旧作業続く

最新ニュース

福島第一原発、放水や電源復旧作業続く

< 2011年3月21日 12:25 >
ブックマーク この記事をはてなブックマークに追加 この記事をYahoo!ブックマークに登録 この記事をBuzzurlに登録 この記事をlivedoorクリップに登録 この記事をdel.icio.usに登録 この記事をtwitterでつぶやく

 深刻な状況が続く福島第一原子力発電所では、21日も放水や電源の復旧など、事態の打開に向けた懸命の作業が行われている。

 防衛省によると、自衛隊は21日午前6時37分から約2時間にわたり、20日に続いて4号機の使用済み燃料プールに向けて放水作業を行った。今後の放水には、新たに長いアームを使って狙った所に水を注入できるコンクリートポンプ車が投入されるという。

 また、電源の復旧作業については、外部からの電源ケーブルがつながった2号機で、原子炉と使用済み燃料プールの水を冷やすポンプを動かすための作業が行われている。しかし、経産省の原子力安全・保安院などによると、壊れている部品の交換に2~3日かかる見通し。

 外部と電源がつながった1号機については、2号機の状況を見ながら復旧作業を進めるという。

 3号機と4号機については、外部からのケーブルをつなげる作業を21日午後4時には終わらせたいとしている。

 現場での作業は、依然として放射線量が高く、施設内の電話が使えないなど、厳しい条件の下で続けられている。自衛隊は21日にも車両の前方に鉄板を取り付けた戦車を投入し、作業の妨げになっているガレキを撤去する予定。

注目ワード
使用済み燃料プール 経産省 電源復旧作業 コンクリートポンプ車 外部

※「注目ワード」はシステムによって自動的に抽出されたものです。

【関連記事】
2011.03.22 07:05
福島原発で煙、安全確認されれば作業再開へ
2011.03.21 22:16
福島原発3号機から煙、約2時間後に収まる
2011.03.21 18:25
3号機から煙、周辺の放射線量に変化なし
2011.03.21 15:43
福島原発5号機、電源復旧し自力冷却可能に
2011.03.21 06:40
第一原発2号機 部品交換には2、3日か

News24トップへ戻る

日テレ24最新ニュース

PR広告

スポンサー広告