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中国のポンプ車が上海から日本へ |
〔2011年03月22日掲載〕 |
『新聞晩報』の報道によると、22日午前10時半にコンクリート用のポンプ車が客船「蘇州号」に搭載され、大阪に向けて出発した。福島原発事故で使われることになる。
このポンプ車は日本の東京電力が3月19日に中国外交部に対して支援要請を行っていたもので、中国の三一重工がイラン向けに製造していたポンプ車1台を急遽日本への無償援助に回したということだ。1台100万米ドルし、製造するのに2ヶ月程度かかるといわれている。また、ポンプ車を使うための指導員もすでに日本へ向かった。
このポンプ車は62メートルのアームを持っており、福島第1原発の4号機の注水作業に活用される予定だ。
(岸田賢治) |
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