高橋竹山生誕100年祝う 故郷青森で記念式典盲目の津軽三味線の名人、故初代高橋竹山氏の生誕100年となった18日、故郷の青森県平内町で式典が開かれ、記念碑の除幕式が行われた。 碑には「考えたことは三味線にバチに魂をいれるということだけ」などとする竹山氏の生前の言葉が刻まれている。 町民らが見守る中、孫の高橋哲子さん(58)らがロープを引いて石碑を除幕。竹山氏が好んだ津軽民謡「十三の砂山」を、弟子たちが演奏した。 哲子さんは「祖父も天国で『にぎやかにやってるな』と喜んでいるでしょう」と話した。 竹山氏は三味線を演奏しながら北海道や東北各地を旅し、戦後は独奏者として人気を集めたが、1998年に死去。平内町では歴史民俗資料館で生誕100年を記念した特別展示も行われる。 【共同通信】
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