解決済みの質問
木造住宅に住んでいる場合、放射線から子供を守ることはできませんか?
kasayauさん
木造住宅に住んでいる場合、放射線から子供を守ることはできませんか?
福島原発の事故により、私の住んでいる地域(90kmくらい離れています)の
放射線量も通常より増えています。
(しかも、文部科学省の公表データによると、なかなか減っていないように見えます)
聞いたところによると、今、飛んできているとすれば
ヨウ素131というものの可能性が高いということだったのですが(違っていたらすみません)
木造住宅で生活しているため
放射線が、通過して、子供に影響を与えるのではないかと不安です。
たとえば、現在は、「この数値であれば、人体に影響はありません」と
説明されていますが、あくまでも、「マイクロシーベル/h」ですから
木造住宅で生活していると、24時間晒される?ことになって、
結果的に、たくさんの放射線を浴びることになるのではないかと怖くなって
しまいました。
木造住宅では、子供が守れないとなりますと
コンクリート住宅に住むような対処が必要になるのでしょうか。
- 補足
- さっそく回答いただけて本当に感謝しております!!とても参考になります。
ただ、もう一点だけ補足させてください。
放射能の中でも、ヨウ素についてはコンクリートを貫通しないような記述を見たことがあったのですが、
もし(政府の発表が正しかったとして)届いている物質がヨウ素だけである場合は、
木造よりコンクリートのほうがかなり安全なのでしょうか。
住宅は、かなり長時間過ごす場所ですので神経質になってしまいました。
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- 質問日時:
- 2011/3/20 20:30:14
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- 解決日時:
- 2011/3/21 15:11:45
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- 回答数:
- 3
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- お礼:
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- 25枚
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ベストアンサーに選ばれた回答
mnidachsさん
コンクリートでも木造でも同じで放射線は通過しますから、どこに居ても一緒です。10cmの鉛でできた防護服を着れば別ですがね。
今は、放射性物質を体内から出す事を考えた方が良いと思いますよ。玄米や味噌、海藻などが浄化作用があると言われていますから。毎日味噌汁を飲みましょう。味噌でも添加物が入っていないものに限ります。
補足
放射線と放射性物質をごっちゃにされてるようですね。
放射線は距離の2乘に反比例して減衰します。
原子力発電所ではウラン235という放射性物質を燃料としています。さらに、核分裂反応によってヨウ素131、セシウム137、コバルト60、プルトニウム239などが生成されます。今回の原発事故ではこれら放射性物質が飛散されていると考えられています。ヨウ素は184℃、セシウムは768℃で気体となるため原発事故で放出されやく、遠くまで拡散する訳です。プルトニウムは遠距離まで飛散せず、大部分は原発敷地内周辺に存在すると考えられています。
プルトニウムは大変危険な放射性物質ですが、ヨウ素131はプルトニウム239の30万倍の放射能を有しています。ヨウ素は放射線量が強いだけでなく、甲状腺に溜まってしまうため甲状腺癌になりやすくなりますから気をつけなければいけません。
今回の事故でまず懸念されるのはヨウ素131のベータ線による健康被害と考えられています。だから、安定ヨウ素剤を配布しようという話であったり、コンブを食べればいいといった話が出ているのです。また、再臨界となればこれらに加えてストロンチウム90なども放出されることが予想されます。
これら放射性物質は崩壊しながらベータ線を放射し続けます。ベータ線の透過力そのものはたいしたことなく、1cmのプラスチック版で遮蔽出来ます。とはいっても通常の衣服であれば透過し、皮膚を透過。また、吸引したときの内部被曝が問題となります。
自衛隊員達が浴びている放射線と、都内に届くのではと懸念されている放射性物質とでは、やってくるルートが全く異なります。自衛隊員が浴びているのは全身に継続的に浴びせられている直接的な原子炉からの放射線。
一方、東京にやってくるのは、浮遊粉塵、つまりチリに付着して大気中をゆらゆら飛んでくる放射性物質である。これが、体につけば放射性物質が放つベータ線を受けることになります。
あなたは、素っ裸で街を歩いていますか? 服を着ていれば、服に放射性物質は付着します。服を透過してベータ線は体に入る。でも、家に帰って服を脱げば終わり。チリは服を通り抜けない。あとは服を洗濯すればいいだけ。放射性物質が付着してるのはチリだから、家の壁も、車のガラスも通れない。窓ガラスに付着すれば、一般家庭のガラスの厚さではベータ線は透過しますが、窓ガラスに身体を密着していない限りは体に影響しない。放射性物質の発する放射線は、距離の2乘に反比例して減衰するからです。一部で、東京に放射性物質が飛んで来ている間、ずっと、あたかも事故現場の自衛隊員のように被曝し続けていることになるかのような発言がネットでみられますが、誤りです。もし、そのひとが、素っ裸でずっと屋外に一ヶ月とか一年間とか居続け、その間ずっと放射性物質が降り続けたら、成り立つ計算かもしれないけど、そんな人はいないし、そんな長く高濃度で降り続けない。被曝時間といえるのは屋外でチリがあたってる時間だけ。また、身体に密着した薄い服でもわざわざ着ない限りは、衣服と中の空気が生み出す空間の距離だけでも、ひとつひとつのチリの放射線量は微量なので距離の2乘で思いっ切り減衰します。
万が一、自分の住む街で人体に影響のあるレベルの放射性物質が計測されたら、その時は、理想は外出を避ける。外出する時は、マスクをし、車に乗りましょう。
放射能で最も怖いのは、体内に入ると多量の活性酸素を発生させることです。
ぜひ積極的に取ってほしいのは、ビタミンC、E、カロテノイド、フラボノイド、ポリフェノールといった抗酸化成分です。また、緑茶のカテキンに抗酸化作用のほか、細胞のがん化を防ぐ働きがあります。
RNA・DNAを活性酸素から守ることが、いま最も大切なことです。
昔、被ばくした人がお味噌を常用していて助かったという話がありますが、これは血液崩壊のスピードより造血のスピードの方が早かったからにほかなりません。癌を抑制したり、放射性物質を排泄してくれる成分があることもわかっています。今できる事から始めましょう。
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- 編集日時:2011/3/21 14:37:37
- 回答日時:2011/3/21 00:59:32
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ベストアンサー以外の回答
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仰せのとおり、24時間浴びるので、たとえば20マイクロシーベルト/時間だとすれば、1日で浴びる放射線量は480マイクロシーベルトになります。
胸部レントゲン1回は50マイクロシーベルトなので、日にレントゲンを9回受けているのと同じことです。
ただ、これだけ浴びてもすぐに健康に影響のあるものではないので、ご安心ください。
その一方でガン発症の危険性は微量ながら確実に増加します。
これもごくごく微量のリスク増加なので、気にされるか気になさらないかはご当人次第です。
仮に今回の放射線で、ガン発症リスクの増加が0.1%、もともと日本人のガン発症率が50%だと仮定すると、あわせて確率が50.1%のガン発症リスクがあるということになります。
ほかにも、油ものをよく食べる人、よく飲酒をする人はこの数値がどんどん上昇しています。
むしろそうした生活習慣の方がハイリスクでしょう。
だからといって、0.1%を無視していいかというと、人口1万人がそのリスクを負った場合、10人が放射線の影響でガンを発症することになります。
私の出したリスクの数値や日本人のガン発症率の数値はデタラメですが、考え方としてはこういうことです。
木造住宅とのことですが、できることはやはり花粉症と同じ対策だろうと思います。
放射線の通過は防げませんが、線源である放射性物質そのものは努力次第である程度防げると思います。
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- 回答日時:2011/3/21 14:26:51
非常に残念ですが
今回の放射線や宇宙から来る放射線などは、地球すら貫通します。
マイクロシーベルト値が、数千万以上でない限り
「がん細胞の増加」などの、放射能汚染はありませんので・・・
また、
一ヶ月大丈夫なら、心配無しです。
細胞は一ヶ月ですべて、新しくなるからです。
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- 回答日時:2011/3/21 00:38:31
質問した人からのコメント
知りたかった事柄を最も細かく答えてくださった方をベストアンサーにさせてください。
感謝しております。