国土交通省北海道開発局は3月22日午後3時、福島県相馬市の相馬港に向けて同局所有の広域防災フロートを派遣したと発表した。順調に行けば3月25日夜、相馬港に到着する予定だ。同フロートには支援物資などを積載しており、相馬港で物資を降ろした後は、臨時の係留施設として活用する考え。同フロートは2003年12月から利用を開始して以来、被災地に派遣するのは初めて。
派遣する広域防災フロートは、平常時は工事の資材の台船などとして利用している施設。大規模地震などの災害時に、住民の避難や緊急物資の輸送など、災害復旧活動の支援施設として利用する目的で建造した。同フロートの長さは80mで、幅は24m。4mの高さがあり、上甲板には1000tクラスの船舶が接岸できるほか、ヘリポートとして利用することもできる。
200リットル入りのドラム缶で灯油を600本、軽油を110本、A重油を100本の合計810本の燃料油を積載した。さらに、ミネラルウオーターや食品、紙おむつなどの生活物資も4tトラックで約8台分に相当する量を積み込んだ。
積載した生活物資は、国交省東北地方整備局がホームページに開設している「被災された市町村の臨時掲示板」に寄せられた要望を踏まえて集めた。午後3時の出港前まで要望に応える物資を検討した。
(フリーライター 山崎一邦)
[ケンプラッツ 2011年3月23日掲載]
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